今日は会社のすぐそばがスタート&ゴールの『MINATOシティハーフマラソン2018』が開催された。今日が記念すべき第1回である。港区のど真ん中を走るコースは昔では考えられないコースだ。全ては東京マラソンを断行した東京都の功績であり、現在のマラソンブームもここが大きなターニングポイントだった。もしもあの大会がなかったら、いくらオリンピックが近いからって港区が断行できたとは考えづらい。
うちの会社でも何人かで出ようと盛り上がったのだが、さすがに人気が高くて1人しか通らなかった。僕もPCを叩きまくったが、残念ながら一瞬と言っていいほどすぐに応募は打ち切られた。で、仕事の合間に当たった1人の応援に出かけたのだ。ちなみに写真は昨日のスタート地点で、ちょっとおもしろいなと撮った。
会社から5分ほどのところを通る。17キロ超えの場所だから、残りに気合を注入しようと出社していた者を伴って出かけた。今はランナーアプリがあって、大きな大会だとどこら辺を走っているかがわかる。凄い時代である。僕が走り始めた頃はゼッケンを野鳥の会のごとく目視で管理していたのだから。今はチップをつけて管理されていて、そいつの情報がアプリで見える。いつ来るかわからない仲間の応援は寒い中えらく大変で、僕もそんな経験がありガタガタ震えながら1時間ほど待ったのはツラかったツラかった。デジタル技術の恩恵で、彼が走る直前まで仕事をしてそろそろ行くかと出かけられるのだから。
応援ポイントに着き3分と待たないうちに、キターッ。でっかい声で名前を呼び、タッチをしてラストの奮闘を祈ったのだった。ホンの一瞬のことながらなんとなくいい気分になれる。応援されるのはきっとうれしいだろうが、仲間の応援する側ってのも気持ちいいものだ。心の動きってのはおもしろいもので、実に清々しい気分で仕事に戻ったのだった。激務の合間のわずかな時間で、ほっこりできた日曜だった。