本日、発売じゃーっ。編集長に復帰してプロデューサー兼務の3回目の勝負じゃーっ。今回の巻頭特集は、減ったお腹にグッとくる即席メン特集だ。では僕より解説させていただこう。ちなみに、昨日からしつこいのですが明日は愛知県で海岸清掃イベントなんで、読者の皆さんはぜひ遊びに来てちょうだい。一緒にいい汗流そうぜ!!
特集を組み立てるにあたって、表記を即席メンなのかインスタントラーメンなのかがまず課題だった。そして即席メンにした場合はメン、麺、めんのどれにするか。そんなところから長い長い思考の旅が始まるのだから、雑誌作りってのは楽しく苦しい仕事だ。おそらく我々世代にはインスタントラーメンの方がしっくり来ることはわかっていたが、僕の独断で即席メンとした。伝わり方は重要ではあるものの、文字数が少ないことは何かと都合がいい。ショルダーと呼ぶ、特集を通じて配置されるアイコンでも文字数が少なければそれだけ視認しやすくなり特集を彩ってくれる。メンをカタカナにしたのはラーメンの感じが出したかったから。これですっきり決まった。
アイコンはいくつも作ってもらった。今回は特集冒頭の扉ページでもご覧のとおりガーンと使うことを決めていたから、発注にも熱がこもった。特集の見開き毎に1つ配置させることもマストである。実際の丼を使ったり、表紙に起用した乾麺状態のものでも作ってもらった。が、シンプルなこいつがデザイナーから出てきて「バッチリだよ」と伝えて扉ページはこんな風に作れた。
特集はは5つのセクションに分けた。“ヒストリー”“THE 定番”“変化と革新”“彩りの世界”“番外編”だ。これを当初はpart1〜5としていた。だがこのアイコンの丼にpart1と入れるのは、各ページに散りばめた時にすげー小さくなっちまう。ならば♯1〜5にしようと、締め切り寸前までこれで進んでいた。が、どうも気に入らない。頭の片隅で悶々としていたところ、あと数日で印刷所という段階でこのアイデアが出た。そう、ラーメンなのだから丼にしよう。♯とサイズもドンピシャで入れ替えられ。と、読者さんにはどうでもいいことかもしれんが、僕の中ではものすげー大切な“ショルダー”と扉はこうして出来上がったのである。そんなところもぜひクスッと楽しんでいただきたい。ではエブリバディ、書店・コンビニへと急げっ!!