一昨日の捻挫の話に多くの方からお見舞いのメッセージをいただいた。どうやら症状としてはあまり重くないようで、昨日をピークに痛みは軽くなり始めた。となると途端に飲み薬を止めてしまうのだから、去年の騒動を懲りていないことになる。が、僕は薬が大嫌いなのだ。
タイトルと全く関係無い書き出しになってしまった。『昭和40年男』は発行人と読者さんとの関係だけでなく、読者さん同士のリアルの繋がりを作っていきたいと創刊時から提唱している。雑誌や公式サイトがそのハブとなり会が作られて運営されているところに、雑誌がお邪魔したり誌面のネタにさせてもらったりできる。そんな大小ネットワークを多く作りたいのだ。秘密基地をしつこく開催しているのもそんな願いからで、そのひとつに陸上部がある。2015年の3月のハーフの大会に照準を合わせて『浅草秘密基地』の参加者に声をかけたところ、ふたりの賛同者がいて3人で結成された。その後、ライターの濱口や他の秘密基地からも入部者が出て、現在9人が在籍する部になった。とは言っても一緒に練習したりするわけではなく、互いに刺激しましょうというゆる〜い部活で、不肖ワタクシが部長を務める。
部員の中にはフルを走る者が僕以外に2人いて、あとはハーフや10㎞、最近では5㎞のスプリントで勝負しながら地元をパトロールする『パトラン』を楽しんでいる部員(写真の小倉さん)もいる。走ることから完全に離れていた同世代男女が、走ることを心から楽しんでいるのだ。
そしてこの週末は『昭和40年男陸上部』にとってうれしい大会報告がふたつ入ってきた。『東京麻布秘密基地』で知り合って部員になった川端さんが入部初となる大会にチャレンジした。一昨日開催された『東京トライアルハーフマラソン』で、2時間24分で見事に完走した。そして昨日は創部メンバーの浅野さんが『横浜マラソン』でフルに初挑戦した。5時間切りを目標にスタートラインに着き、見事4時間51分で完走を果たしたのだ。ふたりとも、もしも『昭和40年男』と出会わなかったら走っていなかったかもしれない。人生なんざ偶然の連続だから、その偶然をできるだけ多く生み出したい『昭和40年男』である。
さて、部長のワタクシは1月末に開催される『勝田全国マラソン』にエントリーしている。ここ2年エントリーしていながらキャンセルしてしまっている不甲斐なさで、去年は夏の足のケガが尾を引いてのことだった。今年もこの捻挫はと心配したが、冒頭のとおりどうやら捻挫は心配なさそうである。
週末のふたりに刺激を受けているところで、なんとか今年は復活してこのサイトに発表したいものである。てなわけで勧誘だ。『昭和40年男』陸上部にいらっしゃーい。皆さんの活動を編集部に送っていただき、それを共有しながら刺激し合えることが目的だ。フルマラソン完走の大志を抱き、一緒に頑張ろうではないか。