今日は、先日家人の悪性リンパ腫の話に登場した「ブロリコ」という、免疫力を上げてくれるサプリメントについて、少しお話ししたいと思います。もし、今がん治療などを行っている人にとっては興味深いものかもしれません。これから寒くなって、特に風邪などひきやすいという人も「免疫」について、ぜひ考えてみてください。
このサプリメントは、パッケージを見ていただくと一目瞭然、製品名からもある程度想像はできますが、野菜であるブロッコリーに含まれる成分を抽出して作られたサプリメントです。ブロッコリーといえば、今はたいていのスーパーで買うことができますし、煮たり炒めたりしてもしっかりとした食べ応えがあるので、ダイエットにも向いています。野菜の摂取を心がけている人にとっては積極的取り入れたいもののひとつだと思います。
ならば、わざわざサプリメントで摂らなくてもブロッコリーをたくさん食べればいいのでは? と思った方もいらっしゃるでしょう。私もそう思いました。しかしこのブロリコのもつ有効成分は特殊処理でしか抽出ができず、ブロッコリーを食べただけでは身体が「吸収できない」成分なのだそうです。そして、メーカーと東京大学が共同で開発した方法で、その成分の抽出に成功し国際特許を取得したというのが、天然成分サプリメント「ブロリコ」だというのです。
食品のなかには免疫を活性させる成分が含まれているものがいろいろあります。たとえば、プロポリス、アサイー、メカブフコイダン、そして青魚に入っているDHAなどが、免疫アップを助けてくれるといわれる代表的なものです。なかでもメカブフコイダンは、がん治療にも有効的であると注目されていますが、ブロリコはそのメカブフコイダンの約60倍もの活性作用があるといわれています。
とはいえ、にわかには受け入れられないというか、あまりなじみがないというか…「ブロッコリー抽出成分」なんて、初めて聞く人も多いでしょう。我が家では連れ合いが悪性リンパ腫を患った時、とにかく抗がん剤治療は免疫が下がると言われているので、転移や合併症を起こさないために、その免疫力を少しでも上げられれば…と探して辿り着いたのがたまたまこれでした。そのたまたまが、「寛解」といういい結果に力を貸してくれたのです。それ以来私もすすめられて、かれこれ3年くらいのみ続けていますので、特に持病がなくても健康増進のためにのんで、少なくとも弊害はないですよということをお伝えしておきます。これは、あくまでも個人的な感想なので、「ブロリコ」の宣伝ではありませんし、がんが治るということを明言するものではありませんので、興味を持たれた方はご自身の判断において摂取していただきますようお願いいたします。病院から処方をされた薬を服用している方は、事前に主治医に相談することをおすすめいたします。
公式の販売サイトでは医療業界推薦されていることなども紹介されていますので、ぜひ参考になさって下さい。
風邪やインフルエンザ、なぜ寒くなると増えるのでしょう?
毎年毎年、冬になると猛威を振るうインフルエンザや風邪、「夏風邪」なんて言葉があるくらいですから、やはり寒い時期に罹ることが圧倒的に多く、予防を心がけても罹ってしまう人はいると思います。インフルエンザ・風邪=冬というのは当たり前すぎて、なぜ冬なのかということまでは特に考えることもなかったのですが、免疫力ということを考えると、寒さで体温を奪われる時期は当然免疫力も下がり、ウイルスに感染しやすくなるというとてもわかりやすい仕組みだということに気がつきます。もちろん空気が乾燥するという気候条件も原因のひとつではありますが。
人間の体温は36.5~37℃が理想だと言われています。ちょっと高いのでは? と思う数字ですが、とにかく体温が36℃を下回るような「低体温」は免疫力を確実に下げるそうです。平熱が低い人は免疫力が低いと言ってもいいかもしれません。身体を冷やさないことが大事ですが、気温が下がってくると当然身体は冷えがち、誰しも免疫が下がりやすくなる冬はインフルエンザや風邪がここぞとばかりに蔓延するというわけです。そりゃそうですよね、冬になったからといって、突然渡り鳥のようにウイルスがやってくるわけはなく、免疫の下がった身体が「猛威を振るわせてしまう」のです。風邪くらい2~3日で治るから…と甘くみないで、「免疫が下がっている」というサインを見逃さない! と考えましょう。
うがいや手洗いなど、ウイルスを寄せ付けないことはもちろん大切ですが、多少のウイルスには負けない身体を作るようにしませんか! 身体を温めてくれる食べ物や飲み物、ショウガや甘酒など日本に昔からあるものを見直して、「身体が冷えたな」と思う時は意識して取り入れるだけで、風邪をひくリスクを少しは下げられるかもしれません。特別なことではなく、日頃のちょっとした意識だけでも! とにかく寒い時期は身体を温めて免疫力アップを心がけましょう!