先日、「タメ年たちの大活躍」でもご紹介した佐川光晴の小説(日刊ゲンダイ掲載)『昭和40年男』が10月1日から連載が開始されています。連載直前インタビュー記事では『昭和40年男』というタイトルの話題にふれ、最新号(2018年10月号)の表紙も紹介されていました。
昭和40年生まれの小説の主人公の幼少期・青年期は、いろんなものが次から次へと登場し、いい意味でいろんなブームに巻き込まれた時代であったことは、「昭和40年男」である読者の皆さんがご存じのとおり。そんな環境で育って大人になった昭和40年男世代は、他の世代にはない独特の感覚をもっているのかもしれないと、この小説の登場であらためて思う昭和37年女です。
そんな昭和40年生まれの主人公をセキララに描いた小説『昭和40年男』には大いに共感をもって読めること間違いなしでしょう! 第1章の「じゃりン子チエは神」というタイトルだけでもなんだか楽しそうな日刊ゲンダイの新連載、リアルタメ年の佐川光晴の書き下ろしをぜひ読んでみてはいかがでしょうか。