【S40News!】エネループプロ、発売。

三洋電機は、同社製ニッケル水素充電池『エネループ』に比べて、約25%高容量化した『エネループプロ』を本日7月21日に発売する。

エネループといえば、自己放電が少なく、充電した状態で保存しておけばいつでもすぐに使える便利な乾電池として人気を集める充電式乾電池。筆者もカメラのストロボ用として、レコーダー用として、携帯電話の充電用として、仕事で10本ほどを常時使っているが、大変便利である。いつ使うかわからないので、使ったらその都度充電という使い方をしているが、これは自己放電抑制タイプだからこその利用法である。今回発売された『エネループプロ』は、その便利さはそのままに、容量がアップしているというわけだ。

電池容量は従来の1,900mAhから2,400mAhに約25%に高容量化。自己放電抑制タイプでは世界最高レベルの容量で、1度の充電でより長時間機器を使用できることから、同社ではカメラやストロボなどでの使用を想定している。カメラマン、警備会社、放送業界、病院、警察、自衛隊、工事関係といったプロユースでの使用にも対応できる容量としている。充電は、これまでのエネループシリーズの充電器でも行なえる。コンパクトデジタルカメラでの連続撮影枚数は従来タイプに比べて約18%増、LEDライトの連続点灯時間では同31%増(いずれも同社実測値)とのこと。

従来の『エネループ』は外装がホワイトだったが、『エネループプロ』にはブラックを採用。繰り返し使用可能回数は約500回と『エネループ』の約1,500回と比較すると、大幅に少ないので注意が必要だ。サイズは単3型のみ。2本入りが1,260円、4本入りはオープン価格となっている。さらに単3型4本に充電器をセットしたものもを9月21日に発売予定とのこと。

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