去年よりお付き合いさせていただいているコーラスグループフォレスタのコンサートに出かけてきた。彼らの活動は9月より始まる全国ツアーが翌年5月まで続き、約100本のライブをこなす。6月から8月はBS日テレの番組『BS日本・こころの歌』の1年分の収録やツアーのリハーサル、個々の活動などで過ごすというサイクルで1年が過ぎていくのだ。タフな1年に感心させられる。ちなみにこの写真は、文京区にある文京シビックの大ホールを満タンにしたコンサートの終了後のカットだ。
先月、テイチクよりメジャーデビューした。年間に10万人以上の動員力があるのに、これまでメジャーからリリースがなかったことが不思議であるが、苦節15年で得たメジャーコーラスグループとしてのツアーが始まったのである。写真中央で嬉しそうな笑顔を浮かべるのは、2曲入りのシングルの『あなたといるとき』を手がけられた渡辺俊幸先生だ。「いいコンサートだった」と絶賛だった。
会場はご高齢の方々ばかりで、僕はここに来ると若い(笑)。でも僕ら世代にとってつまらないかというとそんなことはなく、僕は必ず泣く。よく練り込まれたコンサートで客を飽きさせることがなく、なんつったってクラシックをこなす実力者たちなのだから歌そのものの力が強い。BSの番組がご高齢者寄りに作ってあって、その視聴者たちがコンサートに来るからこのような客層になっているのだ。『昭和40年男』でプロデュースできたらおもしろいなと、まるでソニーで作った『昭和洋楽』のときのごとく勝手に思案中である。
さて、読者の皆さんにご協力依頼だ。今週末の日曜日に、川崎のショッピングモールラゾーナ川崎で無料のミニコンサートがある。同世代にどう響くのかご教授願いたいのだ。やはり高齢者だけが対象なのか否かを、皆さんにご判断いただきアドバイスがほしい。ぜひっ!!