最新号 (vol.51) を手にしていただけただろうか。まだの人がいそうだから今日もしつこくPRさせていただく。特集以外にもいいページがたっくさんある中から、今日は僕自身も楽しみにしているページをご紹介しよう。
連載でお送りしている、俺たちを熱くさせた野球プレイヤーのインタビューページ「追憶のボール」は牛島和彦さんをお迎えした。牛島さんといえば、つい先日の夏の高校野球大会で甲子園レジェンドとして始球式に登場した。始球式を務めたそうそうたるメンバーの中においても、この人はなくてはならぬと思わせる選手だった。
ドカベンとのバッテリーで大活躍したのを、同世代諸氏たちは強く記憶しているだろう。残念ながら他界してしまった香川さんのことについてインタビューでは最後に触れている。これは見所ですぜ。その後、中日ドラゴンズに入団して、抑えの切り札として活躍した姿も記憶にそう遠くない。クールに試合を締めくくる牛島選手は、渋い仕事人という印象だ。その後ロッテに移っても黙々と抑え続けた姿は男の中の男といった雰囲気があってしびれた。
インタビューのポイントの一つが、ガッツポーズをしなかった理由。そしてもう一つは、自身にとって忘れられない登板について。仕事人らしいコメントがかっこよくてホレボレするぞ、と、ここでは書けないから今すぐ書店に駆け込んで頂戴!!