脱線は止まらない。
しつこいようだが、8月26日。
西武球場を目指すゆかいな仲間たちの紹介だ。
カメラマンの武田。
こいつとはもうずいぶんと長いこと一緒に仕事している。
俺が初めて編集長の仕事に就いたときに
メインを張ってもらって以来、
本人には絶対内緒だが頼りにしているヤツである。
42年生まれと近いこともあり
カメラマンとしてだけでなく企画面でも関わってもらうべく、
早い時点で声をかけていた。
写真の使い方をめぐってよく言い合いをする。
モノをつくり出すという意識になれば当然のことで、
双方主張をぶつけて仕事するからだ。
ヤツは写真が大事。
俺は文章が大事。
こんな二人の言い合いの具体例がこんな感じ。
「写真を見開きページに全面にひいて、本文を載せたい」
「そんなん読みづらいからヤダ。
そもそもその写真を大きくする意味があるの?
大きくするにはそれなりの意味が必要なんだよ」
「意味があるに決まってるじゃないですか。
この取材の象徴的なカットだからですよ」
てな具合だな。
俺に完全なる落ち度があった時のことだが、
自分で撮影すればいいと言われブチ切れた。
そのままヨドバシカメラに直行して、
女房に内緒の36回ローンを組んだ。
以来、写真も撮るようになり、今回の雑誌でも掲載はしてる。
自分で撮るようになって、
よりヤツの写真が好きになったのだから、
まんまとはめられたと言ってもおかしくない。
とにかく、お互い真剣だから言い合いは続くのだろう。
そういう意味では、とても気持ちいい数少ないアホである。
いやー、最近おとなしい人が多くてね。
写真の使い方でも
「普通、こういった場合は大きく使いたいじゃない」という、
腐ったセリフを現場で聞くことがある。
もう本気で泣けてくるのだが、これけっこう多い。
“普通” ってなんだよ、“普通” ってよー (怒) 。
俺たちの仕事に絶対存在してはいけないモノ。
普通などと言いながら仕事を進める感覚だ。
以上、長いメンバー紹介を終え、いよいよ西武球場に到着したのだった。
はじめまして。
創刊おめでとうございます。
いやぁ、びっくりしましたよ。
こんなにピンポイントなターゲットの媒体を発行する会社があるなんて。
私は、大阪でフリーペーパーを発行する会社で仕事をしている
昭和41年3月25日生まれ まさしくギリギリの昭和40年男です。
読んだ感想→「元気がでました。次号が楽しみです。」
仕事中なので、取り急ぎ簡単なコメントで失礼します。