納涼祭に燃えた昭和40年男。

昨日は自治会の納涼祭だった。順番で回ってくる自治会役員を去年より務めていて、その一番の大仕事が『納涼祭』である。一昨日の岩手県一関で行われたイベントの壮絶な打ち上げで頭が痛む朝に新幹線に乗り込み、山積する仕事をこなして現場へ向かった。それにしてもここのところの仕事量は我が人生において経験がない。これまでも決して暇だったつもりはないのだが、過去の自分がうらやましくなるほどだ。これは53歳にしてありがたいことで、この納涼祭の“仕事”もやる気を持ってあたれる。

 

14時の集合時間から反省会に打ち上げ、撤収が終わったら22時という長丁場だった。僕のミッションは去年に続いてかき氷屋の親父だ。一杯100円でお隣の綿菓子も100円。生ビールが200円と激安がいい。来年は自治会役員の任期が終わっているから参加者として呑みまくってやる。

 

100円玉を握りしめてやってくる子供たちはかわいいものだ。去年不評だったレモンを捨てて、今年はコーラなるシロップを投入した。準備が整った後、大人たちが試食したのは経験のないコーラで、大人の味だと評判だった。ただ、シロップを詰めた容器を見るとまるで醤油できっと出ないだろうとの予想だった。だか、写真の星取表(!?)の通り意外な健闘を見せた。加えておもしろかったのが、開始直後は圧倒的にイチゴのリードだったのだが、夕方になり涼しくなってくるとメロンがものすごい勢いで追いかけた。この辺に何かの心理が働いているとしたらおもしろいが、そんなんわからんな(笑)。

 

自治会役員の任期は2年で、昨日は1年目の方々と一緒に戦ったわけだ。撤収しながらしみじみと言葉を交わした。「こんな大変なことをしていたんですね」「そうなんですよ」「役員をやる前は納涼祭自体に出たことがなかったですよ」「あっ、僕もそうです」「いいもんですよね、大変ですけど自治会役員も」「そうですよね」なんてね。夏の行事はまだまだあるが、ひとつひとつ終えるたびに秋が近づいてくるさみしい気分になる。

 

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