パナソニックは、ストロボ内蔵のレンズ交換式デジタルカメラで世界最小最軽量となる『LUMIX DMC-GF3』を明日7月8日に発売する。
一眼レフカメラから光学式ファインダーをなくすことによって、一眼レフカメラに迫る高画質はそのままに、コンパクトさを実現したのが、最近流行りの“ミラーレス一眼カメラ”である。本機はマイクロフォーサーズシステム規格に準拠したレンズ交換システムをもつ「LUMIX G」シリーズのエントリーモデル。昨年12月発売となった『LUMIX DMC-GF2』よりさらに小型化と軽量化がなされている。この小型化を実現するためホットシューやダイヤルが省略されているが、ポップアップ式のストロボは残された。
撮像素子は約1,210万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載。液晶モニターは3インチのタッチパネル式となっている。構図の端までタッチAFが可能になった点が新しくなったポイント。また、AF時にシャッターボタン半押しでピント位置を画面全体で拡大、拡大させたままピント位置を微調整できる「ピンポイントAF」も装備される。
カラーは黒、茶、白、ピンク。価格はオープンで実勢価格はボディのみで5万円前後、14mm F2.5のレンズとのセットで6万5,000円前後、さらに14-42mm F3.5-5.6のレンズもついたダブルレンズセットが75,000円前後となっている。