KTMジャパンは、原付二種クラスのスポーツバイク『125 DUKE』を本日7月1日より発売した。
KTMといえば、オーストリアのオートバイメーカーで、オフロードバイクに特化したラインナップを特徴としていたが、近年はかなりスポーティなロードモデルのラインナップを拡充しており、高い人気を集めている。今回発売される『125 DUKE』は、原付二種クラスでありながら、同社のロードバイクブランド・DUKEを冠するスポーティモデルだ。
どうしてもこのクラスでは、購入のしやすさが重視される傾向にあり、そこそこの装備・そこそこの機能に抑えられているモデルがほとんど。ところが、この『125 DUKE』は写真で見る限りどこから見ても隙がない。たとえばフロントサスペンションにはWP製の倒立フォーク(φ43mm)が使われていたり、リヤもモノショックだし、しかもスイングアームは肉抜きされていていかにも軽量そう。メーター周りやフロントフェイスも大型モデルと遜色のない仕上がりになっていて、要は安っぽさが感じられないのだ。で、定価を見てみると44万9400円とかなり割高。国産250ccが買えてしまう。つまり、メーカーサイドは廉価版として位置づけているわけではないことが伺える。はたしてどんな走りなのか、これは乗ってみたい…。
水冷DOHC単気筒エンジンは、最高出力15馬力を発揮。現在のミニバイクの主流よりも大きな17インチホイールを採用しており、車体もこのクラスにしては大柄というか、ほぼフルサイズなので、大人でも窮屈さはないと思われる。価格よりもファンライドを追求した一台、ぜひ乗りたいというあなたのために、全国で試乗会を開催する予定なので、興味のある方はぜひチェックしてみよう。