最新号がやってくる ~魅惑のレオタード。

今日も明後日発売の最新号のご紹介を小出しにさせてもらおう。ちなみに今、山形でこれを書いていて暑いのなんのって。東北は涼しいとはバカな江戸っ子の勘違いだな。

 

今回の巻頭特集は『昭和洋楽』をテーマに、4つの要素に分けて展開した。それぞれは、時間旅行・心に残る・大研究・事件簿とした。昨日はトップを飾った時間旅行から解説させていただいた。今日は“心に残る”からひとつご紹介しよう。今日のタイトルにしたまんま、俺たちにとってレオタードとはすなわちオリビアである。今回の表紙ではノーランズの対抗馬として最後まで悩んだ。

 

オリビアといえば清純派の美しいお姉さまだった。それが突如、セクシーダイナマイトに変身したのがいうまでもなく『フィジカル』のPVだ。あのお姉さまがまるでキュティーハニーや峰不二子のように思えた瞬間だった。当時のシーンが激しく地殻変動していたのは昨日もふれた。そんな中で失敗した大御所が多くいるなかで、賛否両論はあるもののオリビア・ニュートン・ジョンとデヴィット・ボウイは大成功だったと僕は断言する。ロッドも昨日はややこき下ろしたが、ほぼ成功だっただろう。いやいや。結局すげーヤツらはこの時期の波に飲み込まれ失敗しながらも、その後はやはり取り戻しているのだ。この辺もじつにおもしろいことで、その渦中にいた俺たちはなんと幸せだろう。

 

オリビアのレオタードが日本に与えた影響は大きい。この後、日本のカワイイ女の子たちはこぞってレオタードを着て、エアロビクスに夢中になったのだから。洋楽シーンが昭和を彩っていくこんな現象もひっくるめて僕は『昭和洋楽』と呼ぶ。うーむ、今回の特集は楽しいな!!

 

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