今朝、無事会社へと届けられたカワイイカワイイ最新号だ。創刊50号を記念して、支えてくださった読者の皆さんに恩返しの気持ちを込めて増ページを敢行した。なんと16ページ増で価格据え置きの太っ腹だ。その分だけ編集部員たちの作業が増えたわけで、さぞ大変だったことだろう。その苦労をぜひ受け取ってちょうだい!!
ズシリと重いと思っていたのだが単体ではわからない(ガッカリ)。でもページをめくっていくと、いつも以上にしつこく感じる。よくぞ詰め込んだものだと思っていただけるはずだ。印刷所から全国各地へと旅立っている今日で、暦の都合とはいえ発売より5日前に完成しているってのはなんとも時代と逆行しているなと感じざるをえない。情報が一瞬で世界中を駆け巡る現代において、究極のアナログプロダクトである。
雑誌の未来が単純に明るいと思っている同業者はほぼいないだろう。だが真っ暗闇かといえばそんなことはない。そもそも僕は自分の仕事を出版社と名乗っておらず、職種を問われればコンテンツメーカーだと答えている。アウトプットの手段として雑誌は特殊具合が高いからそれは一つの武器になっているが、根幹はおもしろいものを作り出して世間様に活気や笑い、夢があふれることが僕の仕事であり使命である。むしろデジタルでの様々なアウトプットが増えることは追い風であると考えている。そんなこともあってこのサイトを50号に合わせてリニューアルした。今後はここからの発信も力を込めていく。
イベントも需要なアウトプットで、現在は秘密基地がその一つで僕としてはもっと力を込めていきたいと考えている。今回50号を迎えてさらに来年秋には10周年となる。44歳だった俺たちは54歳を迎えるのだ。2009年の10月29日が創刊日なので、来年の11月11日発売号が10周年記念号になる。この時に大きなイベントが仕掛けられるように今水面下でもがいているところだ。大きな会場で花火をあげたいがどうなることやら。
これよりは100号を目標に据える。このまま隔月発行で続けていくと、18周年記念号となる11月11日発売号がそこにあたる。そして僕は還暦を迎えているというタイミングは、なんか持ってる雑誌な気がするな。ともかく、前進あるのみだ!!