1970年に発売され、軽自動車で唯一の四輪駆動車(当時)として、悪路走破性とコンパクトな車体による取り回しの良さにより、さまざまな作業現場や山間部、積雪地の重要な交通手段として活躍してきたスズキ「ジムニー」が20 年ぶりに全面改良し、7 月5 日より発売されている。
同車種は、本格的な四輪駆動の性能と親しみやすさからレジャーを目的とした需要も開拓し、国内でのコンパクト4WDの市場を築き上げた、画期的な一台だ。
そして、「ジムニーシエラ」は、1977 年に発売された0.8Lの「ジムニー8」を原点とする小型車で、軽自動車のジムニーをベースに小型車用エンジンを搭載し、海外市場においても小型で本格的な四輪駆動車として活躍し続けてきた。
新型「ジムニー」、新型「ジムニーシエラ」は、半世紀に及ぶジムニーならではのこだわりと技術を継承しつつ、ジムニーに求められる本格的な四輪駆動車としての性能をさらに進化させ今回の発売となった。
「新開発ラダーフレーム」に、「FRレイアウト」、「副変速機付パートタイム4WD」、「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」というジムニー伝統の車体構成を継承。「ブレーキLSDトラクションコントロール」を全車に標準装備し、高い走破性能を実現した「新型」は、今まで以上に乗る者に大きな満足感を与えてくれるに違いない。
新型「ジムニー」、新型「ジムニーシエラ」の主な特長
1.伝統の基本構造を継承し、さらに進化した本格4WD性能
新開発ラダーフレーム/伝統のFRレイアウトと機械式副変速機付きパートタイム4WD/3リンクリジッドアクスル式サスペンションの採用と、優れた走破性・操縦安定性能の実現/専用チューニングのR06A型ターボエンジンと、1.5Lの新開発K15B型エンジンを搭載
2.合理的で無駄のない機能美を追求したデザイン
機能に徹した飾らない潔さを追求/「プロの道具」に相応しい、機能を持たせた車体色を新設定/上下クッション性能の向上と適正な耐圧分布を確保して乗り心地を向上
3.プロユースにも応える使い勝手を追求
前後乗員間距離を40 ㎜拡大して居住性を向上/取り回しの良さと高速走行時の安定性を実現/大きな開口部と大容量の荷室で積載性を向上
4.スズキ セーフティ サポート(※)の搭載と優れた衝突安全性能
小さな車で大きな安心をお届けする安全技術で、事故のない未来を目指して取り組む/運転席、助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグに加えて、SRSカーテンエアバッグを全車に標準装備
スズキ セーフティ サポート(※)とは
お客様の安心・安全な運転を支援するスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用し、安全装備を充実させた。
単眼カメラと赤外線レーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、先行車発進お知らせ機能を搭載した。
さらに、“車両進入禁止”に加え“はみ出し通行禁止”“最高速度”の各標識をメーター内に
表示させドライバーに通知する「標識認識機能」を採用した。
日本が世界に誇る唯一無二のコンパクト4WD
このクルマを必要とする人が求める本格的な走行性能を備えるとともに、多くの人がレジャーを楽しみ、ライフスタイルを表現するための道具として選ばれるデザイン、装備を採用し、末永く愛されるコンパクト4WDを、日本をはじめ世界に提案するスズキ。同社を代表する車種であるのはもちろん、日本が世界に誇る唯一無二のコンパクト4WDでもある「ジムニー」だ。夏から秋にかけて、本格的レジャーに出かける機会も増えるこの時期だから、クルマの買い換えを検討している人は、ぜひこの新型「ジムニー」、新型「ジムニーシエラ」を選択肢のひとつに加えてみてはいかがだろうか。
詳細はスズキ公式サイトにて!