ホンダは、定価20万円を切る手頃な価格の原付二種スクーター「Dio110」を 本日 6月28日に発表した。
「Dio110」は、スポーティな外観と容量18Lのシート下収納スペースを持つ実用性を両立したモデル。新設計の空冷・4ストローク・OHC単気筒110ccエンジンを搭載し、52.0km/Lという燃費性能と、必要十分な出力を実現しているという。
原付二種クラスのスクーターでは、コンパクトで高出力なスズキの「アドレスV125S」と、大柄なボディとアイドリングストップ、静粛性の高いエンジンなど質感の高さに定評があるホンダ「PCX」が人気を二分している。ホンダとしては、ここに低価格モデルを投入して、イッキに高いシェアを獲得したい考えだろう。エンジンは110ccということで、「スーパーカブ110」やインド製の「CB Twister」などをベースにした可能性が考えられる。気軽に乗れて信頼性のある原付二種を求めているなら、検討の価値はありそうだ。
発売は7月18日 (月) で、価格は19万9,500円とのこと。