株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社学研プラスが、懐かしの学習まんがの数々を電子版で復刻するシリーズ「もう一度見たい! あのころの学研」を6月18日(月)より配信を開始する。
第1弾はひみつシリーズから「できるできないのひみつ」と1976年、1977年の「5年の科学」に連載されていた学習まんがを1冊にまとめた「内山安二コレクション1」の2冊で、昭和40年男にとってはまさにドンピシャだ。以後もシリーズ作品を続々リリースの予定だというから、今後もますます楽しみである。
【作品詳細】
◆できるできないのひみつ (もう一度見たい! あのころの学研)
懐かしの学習まんがの電子復刻シリーズ「もう一度見たい! あのころの学研」シリーズ第一弾。
なにかというと“できっこないす”と言うデキッコナイスも健在。
まんが本文のほか、この話のもととなった「5年の科学」連載のまんが「玄海とイドムンコスキー」も「特別ふろく」として収録されている。
希望小売価格:864円(税込)
配信開始予定日:6月18日(月)
◆内山安二コレクション 1 (もう一度見たい! あのころの学研)
懐かしの学習まんがの電子復刻シリーズ「もう一度見たい! あのころの学研」シリーズ第一弾。
1976年、77年の「5年の科学」に連載された、内山安二先生の「量貫さんと弟子立太」「不思議な国の元照さん」の二本立て!ほか貴重なイラストページも収録している。
希望小売価格:864円(税込)
配信開始予定日:6月18日(月)
購入(予約)ページはこちら!
*配信開始予定日はストアによって変更になることがあります。
■電子版まんが復刻シリーズ 「もう一度見たい! あのころの学研」とは?
「もう一度見たい! あのころの学研」は、人気がピークにあった1970年代の「科学と学習」で連載されていた学習まんがを中心に、同時期に刊行されていた「ひみつシリーズ」なども含め、順次復刻を目指す電子書籍シリーズだ。
例えば「科学と学習」からは、当時、絶大な人気を博しながら、単行本としてなかなかまとめられる機会のなかった作品のうち、〝学習まんがの立役者〟内山安二先生の作品群から復刻スタート。「ひみつシリーズ」からは、人気が高く、学級文庫などでも長年愛された『できるできないのひみつ』などなどが、復刻配信される。
また、「科学と学習」の学習まんが作品や「ひみつシリーズ」に限らず、作品によっては関連する「おまけコンテンツ」も収録されているというから楽しみだ。
さらにさらに、まんが以外にも、懐かしのシリーズ単行本や幻の作品なども配信予定だというから、「あのころ」にかえって読んでみてはいかがだろうか。
電子書籍という形で新たに復活するこれら作品に、子供時代に夢中になった遠い懐かしい記憶、ドキドキとワクワクを思い出そう!
■学研の学習・科学・ひみつ シリーズについて
1970年代から1980年代にかけて、子供たちの定番の読み物として人気を博した「科学と学習」や「ひみつシリーズ」。小学生のころ、読んでいたという方も多いのではないだろうか?
「科学と学習」は小学生向けに学年ごとに発刊されていた学年誌で、「学習」は1946年に、「科学」は1963年に創刊した。「科学」「学習」各号には、それぞれの学年に合わせた学習や実験ができる付録が、毎月付いていて、これが次第に当時の子供たちの心をとらえ、最盛期の1979年には「科学」と「学習」12誌合算で、1か月に670万部発行という記録をうち立てた。やがて少子化の影響から部数は減少していったが、2010年の休刊まで60年以上にわたり発刊されたという長い歴史を持っている。
一方、「ひみつシリーズ」は、小学生の関心あるテーマや疑問を、まんがと図解イラストでわかりやすく解説した学習児童書で、1972年に刊行が始まった。当時の社会はまんが自体に否定的な意見が多かったのだが、学習まんがということから父兄にも受け入れられ、読者である子供たちからも熱い支持を集めた。「ひみつシリーズ」は全76タイトルが発売、2003年から「新・ひみつシリーズ」に引き継がれ、累計発行部数は2,300万部を突破。親子2代で愛されるシリーズとなっている。
本当に懐かしいシリーズの復刻電子版は感涙モノ! 手ごろな価格でさらに嬉しい。これを読めば、小学生時代にタイムスリップするような気分を味わえそうだ。今から配信が待ち遠しい!