誰もがいつかは迎える「老後」。その老後に向けてのお金にまつわることを学べるスクールが5月26日に開校する。知っているようで意外とわからないことも多い老後資金のことが気になる人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
日経新聞2018年5月24日の私見卓見で、みずほ総合研究所社長・高橋秀行氏の「老後資金の見える化への企業の役割」という提言があり、その提言では、「企業が従業員に対して職系別の標準的な退職金と年金の実額を毎年通知することを提案したい。従業員にとっては、生涯にわたる資金計画を定期的に見直すよい機会となるだけでなく 〜中略〜 モチベーションの向上も期待できる。」と書かれており、企業のサポートも得ながら、個人が早い段階で「老後資金の見える化」をしていくことが、今の時代には必要になってきていると考えられている。
一方、ひと言で「老後資金」といっても、人生100年時代の「老後のお金」は、貯蓄をして年金受給額を知っておけば「見える化」が終わるわけではないという。20代や30代では関わりの少ない「親の介護費」や「医療費」などの問題、50代などではすでに直面している人もいるだろう。自身の体調や家族人数などの変化に対応した「住まいの見直し」も必要となったり、保険や相続、お墓の問題など老後のお金について、知っておかなければならないことや準備しておかなければならないことは実にたくさんある。
そんな超高齢社会のために必要な学びの場として、ファイナンシャルアカデミーが立ち上げた「定年後設計スクール」は、定年後のお金に関する備えを体系的に学ぶ、これまでなかったカリキュラムだ。
カリキュラムは全24講座あり、Webで受講するコースと、教室(新宿校)に通うコースがあり、2018年5月26日(土)から、また新たな期がスタートする。この日の講座では、「知っておきたい老後の現実」として、リタイア後の生活費のイメージを持ったり、老後破産になるケースを知ったり、老後の家計や保険の再設計を学ぶことができる。講義は週末ごとに約2ヶ月間で、年金のこと、仕事や生きがいのこと、老後の住まい、資産運用、医療・介護、相続・終活まで、専門の講師によって1つ1つ学べるようになっている。
受講を修了した生徒からは「知っておくべき項目を 体系的に学べた」という声が多く寄せられているそうだ。また、企業においても、40代、50代の従業員の定年後の人生設計をサポートするために、このカリキュラムを導入する事例も増えているという。
人生100年と言われる今の時代、定年後を豊かに過ごすための備えは、情報収集から実践まで膨大だが、知っておくべき制度や、その制度の使いこなし方を、企業のサポートや、個人での学びによって、備えていくことが必要な時代だ。まさにそんな世代である昭和40年男も今から準備を整えて、不安のない老後を過ごしたいものである。まずは無料体験学習会に参加してみてはいかがだろうか。
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■ ファイナンシャルアカデミーとは
お金の教養を身につけるための「総合マネースクール」。2002年の創立以来、東京校・大阪校・ニューヨーク校・WEB受講を通じて16年間で延べ46万人が、貯蓄や家計管理といった生活に身近なお金から、資産運用、キャリア形成、人生と社会を豊かにするお金の使い方までを学んでいる。
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