マイボイスコム株式会社は、「牛乳の飲用」に関するインターネット調査を2018年4月1日~5日に実施し、10,656件の回答をもとにした調査結果を発表した。
昭和40年男のなかには、お腹がゴロゴロするから牛乳は飲みたいが苦手…という人も結構いるだろう。いわゆる、乳糖不耐症という、乳糖の消化酵素(ラクターゼ)が減少して生じる、下痢などの諸症状だ。人間に限らず哺乳類にはありがちな現象で、離乳すると分解するべき乳糖が入ってこなくなるため、それに対する消化酵素も減少するのだそうだ。子供の頃からよく乳製品を摂取していたという人以外は、ほとんどの人がラクターゼは少ないというから、心配することはない。とはいえ、そういう方は無理に飲むことはないが、身近で健康的なイメージの牛乳。意識して飲んでいる人はいったいどのくらいいるのか? という結果はちょっと興味深いので、ぜひ参考までにご覧ください!
【結果から見てとれる傾向】
◆牛乳の嗜好度、飲む頻度
牛乳が好きな人は8割弱、女性10・20代でやや低い。
牛乳を飲む人は8割強。「ほとんど毎日飲む」は34.8%、男性60・70代や女性高年代層で比率が高くなっている。「週1回以上」は6割強で、女性10・20代で低い傾向がある。
◆牛乳を飲む場面
牛乳を飲む場面は、「朝食時」が飲用者の52.6%、飲用頻度が高い層ほど比率が高くなっている。以下「おやつの時」「のどが渇いたとき」「昼食時」「お風呂あがり」などが各10%台。
◆牛乳を飲む理由
牛乳を飲む理由は、「カルシウムがとれる」「健康によい」「おいしい」「栄養が豊富」が飲用者の各40%台、「コーヒー・紅茶など他のものと混ぜて飲める」「良質のタンパク質がとれる」が2~3割。「コーヒー・紅茶など他のものと混ぜて飲める」は、女性が男性を大きく上回る。「健康によい」は高年代層、「カルシウムがとれる」「骨粗しょう症が心配」は女性高年代層で比率が高くなっている。
◆牛乳購入時の重視点
牛乳購入時の重視点は、「価格」「味・おいしさ」が購入者の各6割、「品質」「安全性」が3~4割で上位にあがっている。過去調査と比べて、「品質」「安全性」「品質保持期限・消費期限」は減少傾向。「安全性」は女性50代以上、「飲み慣れている」は女性60・70代で比率が高くなっている。『協同乳業』『その他のメーカー・地元乳業』『コンビ二・スーパーなどのプライベートブランド』主飲用者では「価格」が1位だが、それ以外の銘柄主利用者では「味・おいしさ」が1位。『生協』主利用者では、「品質」「安全性」が高くなっている。
◆牛乳の摂取方法、牛乳の摂取に関する意識
牛乳の摂取方法は、「成分無調整牛乳を飲む」が55.6%、「コーヒー・紅茶など、飲み物に入れる・混ぜる」が33.5%。「コーヒー・紅茶など、飲み物に入れる・混ぜる」「牛乳を使った料理を食べる」は、女性で比率が高くなっています。北海道では「低脂肪牛乳を飲む」、飲用頻度が高い層では「コーヒー・紅茶など、飲み物に入れる・混ぜる」の比率が高い傾向だ。
牛乳を摂るよう意識している人は、牛乳摂取者の58.3%。60・70代では7割、10・20代では40%台、飲用頻度週1回以上の層では6~8割となっている。「あまり意識していない」は30.1%、女性10・20代では4割強。
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◆牛乳を飲みたくなるメニュー (全6,536件)
・メニュー問わず、食後のデザート代わりにホットミルクを飲む。(男性26歳)
・黒糖パンに牛乳は小学校で出た懐かしの最高の組合せです!たまに売ってるのを見ると黒糖パンと牛乳のセットで買ってしまいます!(男性25歳)
・コーンフレークやグラノーラと一緒に混ぜて飲む。(男性38歳)
・お酒を飲む前に胃粘膜保護のため。料理に関係ない。(男性69歳)
・おやつでクッキーなど乾燥系のものを食べた時。(女性15歳)
・朝食の時にはメニューに関わらず必ず牛乳を飲む習慣になっています。強いていえば、菓子パンを食べるときは特に牛乳が飲みたくなります。(女性30歳)
・チーズトーストなど甘くないパンを食べる時に、甘めのミルクティーで飲むのが好き(女性46歳
・コーヒーを冷ます時、ホットケーキやパンケーキの時は温かい牛乳が合う気がする。(女性58歳)
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<調査結果に関するお問合せ>
マイボイスコム株式会社
(TEL)03-5217-1911 /(メール)otoiawase@myvoice.co.jp
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