「ラッパのマーク」でおなじみの大幸薬品株式会社が、「正露丸」を製造する際にできる副産物を使用したお風呂『木酢の湯』を全国展開することを発表した。首都圏を中心に運営する おふろの王様(*1)(東京建物リゾート株式会社)への導入を皮切りに、2018年5月18日(金)より、スーパー銭湯などの大型入浴施設への本格導入を開始するそうだ(*2)。
「正露丸」といえば、お腹に効く薬としてあまりにも有名なロングセラーの家庭薬。その「正露丸」を作る過程でできる液体が入浴剤になるという意外な話だが、その成分が肌に与えてくれるさまざまな効能を知ると、ぜひ一度入ってみたくなるのではないだろうか。
『木酢の湯』は、大幸薬品の「正露丸」シリーズの主成分、木(もく)クレオソートの精製時に得られる木酢液(製品名「木酢入浴液(*3)」)を使用したお風呂で、ブナやマツなどの樹木から作られている。管理された蒸留精製工程にて、繰り返し不純物を取り除いた透明度の高い100%天然の高純度な木酢液を使用し、構成成分である酢酸およびその他の有機成分が、肌の角質をやわらげ、うるおいを与えるのだそうだ。また、人の肌に近い弱酸性で、身体をやさしく温め、血行をよくしてくれるという。さらに、原材料の木に由来した木酢の自然な香りも楽しめるから、アロマのような癒やし効果もある。
近くの入浴施設にこの「のぼり」を見つけたら、ぜひその効果のほどを体験してみてはいかだろう。
大幸薬品では、昨年12月より、おふろの王様の一部店舗にて、「木酢入浴液」を使用したお風呂のテスト展開を行い、その結果、入浴したお客様のアンケートでは、「珍しいお風呂で楽しめた」「これまでのイベント湯の中でも上位に入る」「森林浴をしているようでリラックスできた」など、約8割の方から高い評価を得たという(*4)。
ロングセラーの家庭薬は、その副産物までもが有効的で「一石二鳥」と、あらためて「正露丸」を見直したという人もいるのでは?
(*1)「おふろの王様」は首都圏を中心に開放感のある露天風呂をはじめ、美容と健康に良いとされる十数種類のおふろを提供している温浴施設。現在、『木酢の湯』は光が丘店、渋谷高座店、海老名店、大井町店、志木店、港南台店等で実施中。詳細は公式サイトにてご確認ください。
(*2)6月から関西、中部、東京・埼玉でも新規実施が決定している。「玉光湯ひじりのね 京都伏見」(運営:株式会社コーニッシュ)では新しい取り組みとして「【炭酸】木酢の湯」を開始する。
(*3)大幸薬品「木酢入浴液」は、蒸留精製を繰り返した高純度精製木酢液。有害なアルデヒドや発がん性のベンゾピレンを徹底除去している。また、成分の規格設定をし、品質の安定性を保っている。
(*4)おふろの王様・大幸薬品共同調べ:おふろの王様 志木店での体験者252名によるアンケート回答に基づく。
【製品概要】
<お客様からのお問い合わせ先>
大幸薬品株式会社 お客様相談係
電話:0570-783-818 受付時間:午前9時~午後5時(土、日、祝日を除く)