一般社団法人日本コナモン協会は、週に1回以上家で料理を作っている20~40代女性500名(北海道・東北エリア/関東エリア/東海エリア/関西エリア/九州エリア 各100名計500名)を対象に「お弁当のおかず」および「からあげ」に関する調査を行い、その結果を発表した。
はじめに、「テンションがあがった推しおかず」をきくと、1位は「からあげ」(82%)。2位の「ハンバーグ・ミートボール」(60%)、3位の「ウインナー・ソーセージ」(55%)に差をつけ、「からあげ」が圧倒的な1位となり、人気の高さをうかがわせる結果に。
エリア別で全体よりも10ポイント以上差があったものを調べると、特に九州地方で「ポテトサラダ」(40%:全エリアでの数値と比較し13pt差)、「照り焼きチキン」(50%:全エリアでの数値と比較し11pt差)を挙げる人が多くエリア独自の差が見られた。
また、小・中・高校時代にお弁当に入っていた「おかず」の思い出をきくと、「たまに、お弁当箱がたこ焼きで埋まっていた」(42歳・大阪府)、「手作りの串カツが二本。とっても美味しいけど、串カツを女子高生が食べるのには恥ずかしさの方が勝り串からこっそり外して食べていた」(28歳・静岡県)など地域による違いを感じさせたり、豪快なおかずが入っていたりとさまざまななエピソードがあった。
■「からあげ」人気は家庭でも! 九州エリアでは4割以上が「月2回」
お弁当の人気のおかず「からあげ」は、大人になっても家で作る人が多いようだ。
「からあげ」を家で作る頻度をきくと「月に1回以上」が52%と半数以上という結果に。多くの家庭で、月に1回は「からあげ」が食卓に出ていることになる。さらにエリア別で「月に2回以上」からあげを作る人がどの程度いるか比較すると、1位「九州エリア」(44%)、2位「北海道・東北エリア」(35%)、3位「関西エリア」(31%)、4位「東海エリア」(26%)、5位「関東エリア」(20%)となった。
■北海道・東北エリアは自分の味に自信!? 7割以上がからあげを「何も見ず作る」
「からあげ」の作り方についても地域差が見られる。「料理本」「レシピサイト」「何も見ずに自分のレシピで作る」いずれが多いかきいたところ、「何も見ずに自分のレシピで作る」(59%)、「レシピサイト」(28%)、「料理本」(10%)の順に。
■夫、妻、子ども…家庭の中で最も「からあげ」を食べているのは?
最後に家庭で作る「からあげ」を一回の食事で食べる個数についてきくと、「自分が食べる個数」は平均4.76個、「子どもが食べる個数」は平均4.44個、「夫が食べる個数」は平均7.59個という結果がでた。
家庭内では、圧倒的に「夫」の食べる個数が多い。この数字から推測すると、昭和40年男世代にも「からあげ」はやはり人気ということか? 小・中・高校時代のお弁当の人気おかず「からあげ」は、大人になっても食卓を彩るおかずとして男女問わず人気があることがよくわかる調査結果と言えるだろう。
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[調査概要]
調査名:「お弁当のおかず」および「からあげ」に関する調査
調査期間:2018年3月26日(月)~3月28日(水)
調査対象:週に1回以上家で料理を作っている20~40代女性500名 ※年代・未既婚で均等割付
北海道・東北エリア/関東エリア/東海エリア/関西エリア/九州エリア 各100名計500名
調査方法:インターネット調査
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