【いよいよ発売! 昭和40年男 2018年6月号】そろそろネタ切れ…なわけない!

昭和40年男 2018年6月号 Vol.49 表紙先週の金曜日、ついに発売となった最新号。現在、Amazonでは13位(男性ファッション・ライフスタイル)、楽天ブックスでは6位(男性誌)、セブンネットショッピングでは2位(大人スタイル)となかなか好評のようです。「パストフューチャー」という言葉自体、ちょっとわかりにくいかも?と心配したのですが、今の所は評価してくださる人が多いみたいでありがたい限り。

ただ、ネット上には「ネタ切れか」なんて意見もあるようですね。残念ながら、本誌は毎度ネタ切れを心配される媒体(笑)で、あちこちで「よく続きますね」とか「いつ終わるんですか?」なんて言われるのが日常茶飯事。どんな特集をやっても「ついにネタ切れ!」みたいな書き込みが散見されるという…。なので、こう言うと不思議がられるんですが、ネタ切れの心配って一切したことがない。だって、やればやるほど、新しいテーマが次々に現れてきてしまうから。

マンガにしたって、音楽にしたって、映画、特撮、アニメ、ドラマ、オモチャにプラモ、子供文化、さまざまなブーム、人物、職業、政治に公害に事件事故、食品、デザイン、世相、お笑い、科学や技術の進化、クルマ、バイク、オーディオ、家電、書籍、雑誌、スポーツ…もう、ありとあらゆるカテゴリにそれまでなかった革新的なことやものが雨後の筍のように登場してきた時代。これらが縦糸横糸になりながら、重層的に当時の社会やカルチャーを形作っていったことを、この雑誌に携わると嫌というほど思い知らされます。ちょっと触ったくらいじゃ、とてもその深層になんてたどりつけませんし、それぞれのカルチャーが相互に連動していて、広くて深い海のような世界がそこに横たわっているのです。本誌はそのほんの一部をすくい取っているだけで、ネタ切れどころか、むしろおもしろい(けど扱うのが難しい)テーマがありすぎて、どれを選べばいいのかわからない、というのが私自身の正直な感覚なのです。

そんなわけですから、いちばん悩ましいのはネタ切れなどではなく、そうしたネタの数々から皆さんが見たい、読みたいと思えるであろうテーマを見つけ出し、ひもといて、新たにまとめあげることでして、「ネタ切れ」と思わせてしまうのはそれができてない証拠です。私の力不足によるものであり、その点は大いに反省しなければいけません。

というわけで、本誌は決してネタ切れはしてません!(笑) なので今後もぜひ『昭和40年男』をよろしくお願いします。(なんか長くなっちゃったので、最新号の誌面紹介は明日からまたやるとします)

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