ライカは、GPS機能を搭載した光学16倍ズームのコンパクトカメラ「V-LUX 30」を本日6月10日より発売した。
コンパクトカメラの雄として、現在も高い人気を誇るブランド、ライカ。我々にとっては強い憧れを抱くブランドのひとつといえるのではないだろうか。今回発売された『V-LUX 30』は、超広角から超望遠までの光学16倍ズームには「ライカ DC バリオ・エルマー f3.3-5.9/4.3-68.8 mm ASPH.」を搭載。この非球面レンズは24〜384 mm相当(35mm判換算)の焦点距離を実現しており、広角撮影やマクロ撮影、望遠撮影など、さまざまなシーンでの高画質撮影を追求している。また、最大記録画素数(14.1M)での10コマ/ 秒という圧倒的な速度での連続撮影(最大記録画素数)が可能。動画撮影機能も充実しており、高性能なデジタルビデオカメラに使われるAVCHD動画撮影機能を搭載していることも大きな特徴。AVCHDは、フルハイビジョン画質の動画を、画質を低下させずに、容量を従来のおよそ半分に抑えることができる。
操作面ではタッチパネル液晶モニターを新たに搭載。指先でタッチやドラッグして画像を次に送ったり、拡大することができる。旅行などで便利なGPS機能は、撮影地や撮影時の現地時間が記録される機能で、画像のExifデータに保存される。これによってSNSや写真共有サイト、地図サービス上などで、撮った写真を撮影日時や撮影地ごとに整理してスライドショーを作成したり、撮影地の地図位置上で写真を公開することも。さらには、100万件に上る地名やランドマーク名が登録され、近くにある観光スポットなどの情報まで教えてくれるというから驚く。
あらゆる場面で使用できる高機能なコンパクトカメラを求めているなら、検討に値する一品といえそうだ。価格はオープンだが、ライカ直営店では7万6,000円で販売される。
■撮像素子:1/2.33型有効1,410万画素CMOS
■最短撮影距離:3cm(マクロモード広角端)/1m(マクロモード望遠端)
■液晶モニター:タッチパネル式3型46万ドット
■記録メディア:SDXC/SDHC/SDメモリーカード
■バッテリー:専用リチウムイオンバッテリー
■外形寸法:104.9×57.6×33.4mm
■質量:約219g(バッテリー、メモリーカード込)