日本一の桃太郎は立ちションできない!?

坊や~、よい子だ♪で始まる『まんが日本昔ばなし』をみなさんは見ていただろうか? 我が家には、親父推薦番組制度(!?)があり、その1つに入っていたのが『まんが日本昔ばなし』だった。あの曲や語りの声、絵もひっくるめて独自の世界観を作り上げていて、今思うとクオリティがえらく高い。当時はクオリティなんて言葉は知らなかったのでなんとも評価しづらかったが、ちょっと違うぞという感覚を持って眺めていた。ちなみに親父推薦番組は『一休さん』や『少年徳川家康』、『野生の王国』なんてのも入っていた。どちらかと言えば、子供心につまらない番組が多いが、一緒に見て終わった後に親父の解説がつくのが楽しかった。

『まんが日本昔ばなし』によって、多くの昔話が馴染みになった。日本の心や道徳観を伝えるのに重要なはずだが、日本人の心の変化によって意義も同じく変化している場面に出くわすことが増えているのは嘆かわしい。大切に伝えていきたいものだ。と、そんな童話界のスーパースターの桃太郎に変身した浜松町駅のシンボルである。この写真の異変にお気づきだろう。そう、しょんべんしていないじゃないか。

思わず先日貸会議室のトイレで見かけたこのメッセージを思い出した。最近よく使うようになった会議室で、分譲タイプの古いワンルームマンションを有効活用している。普通の部屋にホワイトボードが置いてあるだけなのだが、4~5人の会議にはすこぶる使い勝手がよく何と言っても安いのがいい。そしてこの張り紙が会議中だってのに話題になった。ある参加者の家では女房から強要されていると。うんうん、そんな話は昨今聞くようになった。我が家では絶対にありえないが、同世代諸氏はいかがだろう。

僕に言わせれば、この張り紙は気分が悪い。要は汚さなければいいのであって、座れと強要されるのは断固拒絶する。個人の行動に対してこうしてズケズケと嘆願してくるのが古いおっさんにはどうにも理解できない。そもそもトイレってのはきれいに使うのが日本人の心のはずだ。そしてこんな風潮がしょんべん小僧の変化だとしたら、また深くため息をついてしまうことになる。いやいや、きっとたまたまだろうと信じている。明日また確認することにしよう。

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3件のコメント

  1. チョロっとこぼしたのをそのままにするのは以ての外ですが、
    B太さんの仰る通りあちこちに飛び散っていて、壁掃除までさせられた時にティッシュが黄色くなったのを見て、
    自分にもひっ掛けてると気付いた。

    嫌そうに洗濯物を自分のだけ分けられていたが、最近はそうでもないらしい。
    習慣だからとか男のプライドとか
    拘っていたのが、余りにくだらなく、周りに迷惑かけていたと今では申し訳なく思う。

  2. 兄と二人兄弟、男3人の4人家族で生まれ育ってきたので全然気付かなかったのですが、洋式トイレで立ち小便というのは本人の意識無く便所をとっても汚してした、、、ということを、娘二人授かった女3人の4人家族になってから知りました。車のシートベルトと一緒で、今は家の中では座りションしてる時が一番落ち着きますw…(^^i)

  3. 交通事故で2ヶ月半の車椅子生活から松葉杖に昇格した時、久しぶりにできた立ちションの爽快感は今でも忘れられない。

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