オリンピックまであと2年と少し。そこへと向かってインフラ整備が進み、新しいビルも建設ラッシュとなっていて、いたるところで工事現場に出くわす。うちの会社のある浜松町界隈でもでっかいビルがいくつも建つ予定で、ちょっと先のことながら浜松町で1番でっかい貿易センタービルの建て替えが決まったのはちょっと寂しい。愛する昭和の飲食店が多くあり、きっと再稼働した時にはなくなっていることだろう。近所へ移転してくれればと願うばかりだ。
上へ上へと伸びるビルはそのまま東京の面積を増やしていく。これだけの需要が掘り起こせるのだろうかと、工事だらけの東京を歩いていると不安にならないと言えば嘘になる。新しいビルは当然ながら家賃が高い。入る企業が外資だらけにならないように国内の企業の奮闘やいかに?なんて傍観者な中小企業で、新しいビルとは縁がないのが悔しい。いや、いっちょがんばるかな(笑)。
新しいビルに入る飲食店は色のない店が多く、入る魅力が全く感じられない飲食フロアーによく出くわす。前述した通り浜松町が誇る貿易センタービルとその界隈には、それとは真逆の個性豊かな店が多い。きっと古くから営業している恩恵家賃のおかげだろう。その家賃だからギリギリなんとかやっていけるといった風な店に愛着を感じながら利用している。残念ながら出ていってしまうと、埋めるのは大資本をバックにしたような無個性な店ばかりだ。
システマチックに効率よく利益を生み出す努力が、いい方向に出る業態や企業とそうでないところに分かれていく。それは近年どんどんドラスティックになりながら、より激しいサバイバルとなっていて、工事現場を眺めているとそれを加速させる役割に見えてくる。その恐怖が迫ってくるかのようにも感じる昭和40年男である。
東京の面積が増えるのに反比例して空の面積はすっかり狭くなりましたねぇ。
高層ビルの乱立で流入する人はどんどん増えるけど、電車も道路もわずかに改善されるだけなので混雑は激しくなるばかりで通勤は益々地獄化。
機動力を生かしてバイク通勤したいが駐輪する場所はなし、そもそもウチの会社はバイク通勤禁止。
早く定年になりたいと半分本気で思う今日この頃。
バイクは日本を救う!! 駐車場の整備や免許制度などなど、行政が本気になれば東京はグーンと便利になるのに。