ビートルズ百科全書!!

こんなすげー本があったんだと驚嘆した。『ビートルズ百科全書』とタイトルされた800ページ以上の辞典で、僕のコレクションでは広辞苑に次ぐ厚さだ。初版の発行が1994年だから20年以上前になる。ビートルズジャンキーの皆さんの本棚に鎮座しているのだろうか。先日知人が自身が持っているよりと譲ってくれたが、僕のようななんちゃってファンにはもったいないくらいの一冊である。

定価はぬぁんと7,000円だ。表紙にシリアルナンバーらしきものがあり、お値打ちを感じさせる。0403686とあるから、これはきっと3686冊目ということでなかろうか。著者は音楽紙を創刊させて、そこで毎号ビートルズを取り上げた方だとのこと。その情熱が発行するエネルギーにつながったのだろう。こうした本があったことに時代を感じてしまうのが少々寂しいが、こうしてカタチにするエネルギーは今こそ大切にするべきことだと改めて思う。多くの人が介在してひとつにまとめ込んでいく作業は実に人間らしく、こうしてキチンと残るのは紙の世界だからこそだ。

ビートルズは永遠のポピュラーミュージックの先生である。民生さんを始めうまいオマージュをするミュージシャンも多数いるし、メロディ作りにはいつの間にかビートルズのエッセンスが入っていたりする。残した楽曲の数々はキラ星のごとく様々な光を放ちながら、いつの時代にも影響を与え続けている。ビートルズが存在していたことは奇跡と言っていいだろう。

さて、この辞典だがどのように使うべきだろう。ちょっと例を出すと『ジョニー・B・グッド』なんて言葉が出てくる。すると説明は1964年2月15日にBBCラジオで放送したとそんな具合である。やはり僕には少々もったいないくらいのオタクぶりであるが、少しずつ読み込んでいこうと思う。目指せ、ビートルズ博士だ。

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2件のコメント

  1. おつ!いいですねぇ。
    800ぺーじなんてぇと、電話帳か辞書読んでるような感覚でしょうね。
    北村さんが、また賢くなってしまう・・・。

    • 賢くなんてそんなそんな。楽しい一冊ですよ。

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