37年前の今日、ジョン・レノンが撃たれた。1日開けた9日の中学の教室で知った。このころの僕はアンチビートルズで、この訃報には正直心はまったく動かなかったバカ者だ。ジョンを人生の師と仰ぎ、ひどく落胆する友人に違和感を覚えたほどだった。
その後、徐々にビートルズへのアレルギーが減っていく。そりゃそうだ、そもそもアンチの原因は荒れた音楽の授業を静めるためにビートルズですり寄ってきた教師のせいなのだから。そしてどんどん音楽にのめり込んでいくたびにビートルズの素晴らしさに気づいていく。月並みだが、ジョンの世界観とポールのメロディメイクがタッグを組んだのは奇跡としか言いようがない。
稚拙なガキはいろんな考えに影響を受けながら取り込んでいく。ロックミュージシャンのインタビューや書物、そして何より作品の和訳を読み込むのは、反骨心に満ちたガキの心に水をまくようなものだ。ジョンはまさしくそうで、時間が経過すればするほどその死を惜しむようになっていった。本当にバカ者である。
12月になるとジョンの声が聞こえると、僕の大好きなシンガーSIONさんは歌った。命日と平和を祈る『ハッピー・クリスマス』によって、12月はジョンの声があちこちから聞こえてくる。ひたすらまっすぐに反戦を掲げ、でっかな愛を込めて歌っているのが心に突き刺さる。きっと今日は世界中のあちこちで流れることだろう。
音に込められた魂は色あせずに我々に迫る。これに感謝しながら受け継いでいきたい。今年もそんな気持ちに包まれながら12月8日は過ぎていく。
昨夜は、久々に「ジョンの魂」を聴いて過ごしました。
やっぱいいですね~。今日はジョンのCDBOX全部聴いて浸ってます。
ジョンに憧れて、髪を伸ばし髭を蓄え、丸メガネをかけていたことも
ありましたが、謎の東洋人になったのでやめました。
ジョンより12歳も年上になったんだよなぁー。
何だか不思議・・・。
全部ですか、さすが。
謎の東洋人の姿が見たい。
そうか、12歳も年上とは考えてませんでした。そうか。