発売になった最新号 (vol.46) は、アマゾンで順調にランキングを上げており、現在のところ7位に位置していますね (男性ファッション・ライフスタイル)。ジョー の表紙に注目度も抜群のはず!? 全国の書店・コンビニでもきっと目立っていることでしょう。ただ、先日も本ブログにて書いたように「気になる男」というタイトルに「?」となっていないか不安です。
そんな「気になる男」特集において『科学忍者隊ガッチャマン』のジョーと共にイメージを牽引するもう一人の存在、それが次元大介です。
ダークスーツに、目深に被った帽子、あごひげに渋い声とくわえタバコ。愛銃はありふれているがプロの道具として渋い存在のリボルバー、S&W M19 コンバットマグナム。ハードボイルドを地で行く容貌はルパンとは正反対のかっこよさで、それにももちろんしびれるのですが、ルパンとの関係性のなかで、次元の魅力はより一層輝きます。
ルパンにとって次元は、部下でも、師弟でも、メンバーでもない、しかしいつもそばにいて、時に少年のようにはしゃぎ、喧嘩し、信頼し合う関係。上下も表裏もない唯一無二の友であり、相棒なのです。そして、男はこうした関係に焦がれるところがあります。記事のなかでも下記のように触れています。
思い出されるのが劇場版『カリオストロの城』の冒頭シーンだ。ルパンと息ピッタリの、国営カジノの大金庫からの逃亡シーン。そして、名曲『炎のたからもの』が流れるなかで、ふたりが旅する情緒あふれるオープニング。スペアタイヤ交換時のじゃんけん。クラリスのお屋敷での必殺・次元固めのシーン。そして城下町でのスパゲッティの取り合い。こんな男たちと旅をしたら、どれだけ楽しいことか。また、この男たちのような関係にどれだけ憧れたことか。
ルパンと次元の “距離感” にも大人の男を感じさせられたものです。ベタベタするわけではなく、常に行動を共にしているというわけでもありません。依存せず、互いに孤立した存在であり、対立することさえ少なくない。「俺はおりるぜ」なんてこともよくありました。しかし、そこには強い絆が確かに存在していることが子供心にもわかる。とても不思議な感覚をもったものです。その意味でもまさに「気になる男」だったわけです。
そんな大人の男の魅力を教えてくれた『ルパン三世』シリーズにおいて、次元は最強の「相棒」として昭和40年男の心の中に君臨しているのではないでしょうか。そんな次元の気になる魅力についてまとめた5ページは、昭和40年男にとって必見です。
ということで、現在発売中の『昭和40年男』2017年12月号/vol.46 は、全国の書店・コンビニにて好評発売中です。ぜひ手にとってみてください。