ある日のこと「今日の昼もそばだな」と、いつものように会社の近くにある老舗そば屋に入った。この店は真ん中に大きな四角いカウンターテーブルがあり、1人だとほぼここに通される。座って狙い通りの冷やしたぬきをオーダーして茶をすすると、隣の席で60過ぎのダンディが天せいろでビールを呑んでやがるのに気づいた。なんとも羨ましい。そば屋ってのは昼呑みのパラダイスで、特にこの店は老舗だから昼呑み対応もおてのものなのだ。
続いて、向かいに座った男性が「エビスビールともり」と頼んだ。「うーむ、今日はなんだか辛い日だな」と少々やさぐれているとこの向かいの男がじつに見事なのだ。爽やかな笑顔でグラスにエビスを注ぐ。ゆったりと口に運ぶと目を閉じて30度上くらいへと顔を上げ、さっきの爽やかな笑顔はうまさへの満足がにじみ出た笑顔に変わった。まるでCMを見ているようである。そのまま立て続けにグラスを口に運んでは30度上を繰り返すこの男は120%ただ者でない。歳はやはり60過ぎだろう。さらにもりが出てくるとエビスの肴にして次々とすする。あっという間に食い終わり席を立つ姿に真の江戸っ子を見た気分だ。彼が座ってから立つまで、僕はスローハンドになっちまった。
気を取り直して食おうとしたところに、同じくどう見ても60すぎの3人組が近くのテーブルに座った。「ビール2本」と勢いよくオーダーする。「やれやれ、今日は呪われてるぜ」とふてくされながらそばをすすってるところにビールが運ばれ「板わさと卵焼き、それと天ぬきは人数分」とオーダーするじゃないの。肴の黄金トリオのオーダーにまたまた嫉妬する器量なしの僕。せっかくうまいそばを食っているのに、それどころじゃないうまさがほど近いテーブルでじき展開される。「そいつを眺めるのはごめんだぜ」とそそくさと会計を済ませたのだった。
少々の意地汚さで羨ましいと思ったが、見習いたい昼呑み男たちだ。今日見た3組はいずれも人生の達人であり、きっと仕事からは解放されて第三の人生を謳歌しているのだ。僕らの世代にはその日がまだまだ遠いものの、彼らのようにエンジョイできる男になれるのかどうかが今にかかっている。そう思えばむしろ清々しい気分だ。
私も職場が近いので大問の更科布屋よく行きますよ。
39年生まれですが、テスト版の頃から毎号購読しています。
40年男はスルー力もスマートな世代ですよね笑
桃太郎さん、1階のテーブルでやさぐれているおっさんを見かけたら声をかけてください。
テスト版からのお付き合いありがとうございます。
「ヌードルハラスメント」ってご存知でしょうか？
日本では麺を食べる時、啜って食べるのが一般的ですが外国の方から見るとこの行為がかなり不快に感じるらしいのです。
中には気持ち悪くなって食事が出来ないという人も居るらしく思った以上に深刻な状態になっています。
しかし、啜る行為は以外にも品が無い行為です。
麺を啜ると麺についているツユがまわりに飛ぶことがありますね。
「カレーうどんを食べた後はテーブルや服が汚れている」
なんてことはありませんか？
下手をすると壁紙までカレーうどんのツユが飛んでいるなんて事も・・・
ツユの中には当然、食べた人の唾液なんかも入っていて不衛生に思う人も居るはずです。
そう考えると啜る行為自体は品が無いと思われますね。
こんなトンキンでオリンピックとかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
外国人に動物以下で思われｗｗｗｗｗ
トンキンドジンは蕎麦啜りと立ちしょんでおもてなしｗｗｗｗｗｗ
くさーいトンキンｗｗｗｗｗｗ
ほんとうに昭和４０年生まれはマナーという言葉を知らないね。
マナーをしらないどころか、恐ろしいほど犯罪者・異常者・無能者比率が高いですね
夏野剛：援助交際の生みの親、ネット詐欺の温床をつくる、年収３００万以下は税金払っていない
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中川哲也：ナウローディング裏口上場、強制執行妨害で逮捕
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君島誉幸：君島インターナショナルを倒産させる
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草開千仁：ブラック企業大賞ウェザーニューズ社長
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嘉野敬介：メガネスーパー社長を１年たらずで首
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加藤友康：ラブホテル王
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木俣佳丈：女性暴行犯、寄付要求疑惑
福田慎太郎：度々の不祥事多発の日本管財社長
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長尾裕：賃金未払い、サービス残業のブラック企業ヤマト運輸社長
大屋高志：多角化失敗大幅赤字転落のフィールズ社長
お初にございます。
ソバを一気呵成に啜る江戸っ子。喫茶店のエスプリ老紳士。そのような達人たちは、挙措に一切のムダがなく、一種の職人性すらも感じることがあります。
見たいものですなぁ、ソバを粋に啜り上げるオヤジ。喫茶オヤジはこれからも増加の一途やもしれませんが、一気呵成オヤジは絶滅の一途を辿っている気がします。
お初の投稿ありがとうございます。
こんなメッセージをいただける上野さんはきっと粋人なんだろうなあ。