さてさて、今日はPRさせていただこう。僕は『Love the Earth』というバイク乗りを中心とした環境愛護活動の会長を務めている。なんだか偉そうに聞こえるが、なんのこたーない。自分で作りあげてスタッフやバイク関連企業、団体を巻き込んで設立したものであり、言い出しっぺなので会長をやっているというだけの話だ。
この会のスローガンというか考え方は、バイクに乗って楽しんでいる分、地球に恩返ししようぜというものだ。バイクに乗ることによる環境へのインパクトは重々知っているライダーたちの、自虐的ないい方をすれば罪滅ぼしである。バイクは色眼鏡をかけて見られることが多いので、この罪滅ぼしはマスターベーションだと批判を受けることも多い。だが、それを言っちまったら僕の仕事も多いに環境悪なのである。『昭和40年男』はジャーナル誌や文学史でなくコミック誌(!?)であり、その他多く作っているバイク雑誌も趣味の応援であって“なくてもいいモノ”なのである。そこにたくさんの人間と金をつぎ込み生産しているのはいかがなものか? 僕らが提供しているモノは潤いなのである。笑い楽しむことで生じるのは、生きる上での付加価値であるから、堂々と出版活動を生業にしている。それと同じく、この『Love the Earth』活動も批判なんのそのとやってきたのだ。
活動の象徴として1年に2回のペースで『Love the Earth ミーティング』というイベントを開催している。イベントといってもたいそうなモノでなく、みんなで集まって海岸清掃を行なうというシンプルなものである。ライダー同士が連帯して世界へと繋がる海をキレイにして、その共感や感動を自分の生活や周囲にうながしてもらえればいいな、という主旨だ。このイベントを、鳥取県の鳥取砂丘第2海水浴場で今週末の日曜日に開催する。これは昭和40年男はみんなで応援に行かないとね。えっ、バイク乗りじゃないって? ぜーんぜんOK! 車で家族連れという参加者も実に多いのだ。これね、バイク乗りって家族から白い目で見られている場合が多いならなんですよ。バイクは基本的に1人で楽しむモノだから、家族サービスをおろそかにするでしょ。バイク乗りとしてここに参加したいうえで、家族も連れてきて奥さんに言うわけですよ。「なっ、バイク乗りっていいもんだろ」ってね。ちょいと話がそれたけど、そんなわけで車での参加も非常に多いイベントになっています。ぜひご参加ください。マイクパフォーマンスしているのが僕なので、ぜひ声をかけてください。『昭和40年男』読者ですと。俺、泣きますから。
せっかくの遠出だから取材を仕込みたかったけど、なかなかうまくいかないままにもう間近となってしまった。せめて、今後に繋がる出会いをしたいものです。待っているからねー、よろしく〜!!