先週の土曜日の雨は凄まじかった。多摩川と川崎の花火がパニック状態の中で中止になった報道が繰り返されたのをご覧になった関東人は多いはずだ。僕の自宅と花火会場は5㎞ほどの距離で、報道と同じく雷と風、そして叩きつけるような雨が30分ほど続いた。ガキの頃の夕立は大抵5分程度でやみ、グーンと涼しくなってまれに虹を見せるから大歓迎だった。それとは異なり、いつまで続くのだと不安になるほど長く感じた。
ちなみにこの写真は、何年か前の多摩川花火大会の打ち上げ前の俯瞰写真だ。高いフロアーで、きっとプライスも高いマンションに住んでいる友人が花火鑑賞に招待してくれた時に撮影したものだ。ここに突如として嵐が襲ったというイメージだろう。死者が出なかったのはせめてもの救いですな。
僕の住む街にも小さな花火大会がある。今年は6,000発とのことだから、多摩川に比べたら極々小規模になるが空いてていい。のんびりとビールを飲みながら鑑賞でき、楽しみにしている夏のイベントだ。最近はご近所付き合い強化キャンペーンのおかげで知り合った方が絶好のロケーションの家に住んでいて、仲良したちで酒・つまみを持ち寄って鑑賞していた。今年もそのつもりだったが雨天で中止になってしまった。こちらはほとんど報道にはならなかったが、近所のガキどもや大人になりきっていない僕や仲間たちもガックリと肩を落とした。おっさんはまあどうでもいいが、子供達の落胆が胸に痛い。この夏は多くの子供たちが楽しみを奪われたに違いないと思うと痛い痛い。最近は日本のおじいちゃんてな気分で、子供たちに幸多かれと願うばかりである。
さて、今週末も全国各地で大規模な花火大会が催される予定だ。昨日より東京は夏を取り戻した。今週末も今のところ夏の気候が続くようだから、8月最後の週末を満喫したい。僕は広島でガハハの花火を打ち上げるぞ!!
あの日、昼間は久々に晴れたから海へ行ったんですよ。やっと夏が戻って来たと思ったのに。
でも、一番雨が続いたのは’77年の8月なんでしょう? 僕、中一です。そんな青春の入り口の頃にそんな悲しい夏休みがあったなんて覚えてないぞ?
と思って色々考えたんですが、どうも上手く中学生に移行出来てなかったっぽいです。家族との付き合いにしろ友達付き合いにしろ一人で過ごすにしろ..何をしてたか思い出せないんですが、それこそ悲しい夏休みだった様です。
と言う事は昭和40年男なら小六。小学校最後の夏休みが悲しい天気だった事になります。覚えてますか?