昭和なカレーを探せ!!

カレー今日はこのブログで大好評(!?)の不親切グルメガイド、昭和な〇〇を探せをお送りしよう。良い子の皆さん待望のカレーだぞ、パチパチ。が、このコーナーでご紹介する店や料理はクセがあり、ナウでヤングな青春時代を過ごした同世代諸氏にはちょっときつい一皿があるだろう。東京下町の昭和をどっぷりと生きた僕のオススメなんだから勘弁してちょうだい。だいたい、グルメなんて言葉がなかった時代に、心の中で「金返せーっ」と叫びそうなのをグッとこらえながら食べた品々が味覚形成にドーンと突き刺さっている。そんな昭和のおっさんなのだから、オススメするのにクセの一つ二つはあたり前田のクラッカー(これは僕でもちょっと古すぎ)である。

と、前置きをしたのは、今日のカレーをオススメしていいのかという迷いがあるからだ。昭和をどっぷり感じることはできる。が、ここまでどっぷりすぎると前述の通り「金返せーっ」と心で叫ぶ方もいるかもしれないからだ。まっ、気にしない気にしない。

茶店普通盛りでご飯は350グラムとメニューには記されていて、ココイチの普通が300グラムだから多い方だろう。100円増しの大盛りは600グラムでさらに100円追加した特盛は730グラムという、計算式の難しい設定である。写真は普通盛り730円也だ。カレーのレトロ感のまま、店内もご覧通りいい感じにやれている、昭和の古き良き茶店だ。カレーは辛さ控えめで甘さがわりと強い。黄色が鮮やかで福神漬けの赤が映えまくってますな。ミニサラダもおざなりなものでなく、しっかりとお仕事を感じさせる。何より、ご夫婦2人で切り盛りしているのがいい。おばちゃんが元気にオーダーを通すとカレーがすぐさま出てくる。待ち時間は感覚的にはゼロに近い。おばちゃんの元気がここのカレーのなによりのスパイスである。ひとつ気をつけなければならないのは、店内は喫煙バリバリOKなことだ。店に入った瞬間、カレーよりヤニの臭いが強かった。苦手な方はちょっと無理かもしれないな。

では不親切ガイドといこうかな。浜松町一丁目、第一京浜の一本裏通りにある。黄色の地にカレーの文字が入ったのぼりを探すのじゃ。以上、健闘を祈る。

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4件のコメント

  1. カレーは夏場に辛いのを食べるといいけど、さすがに36日連続で食べると・・・
    (カレーパンなど、カレーを意図的に入れたのも含みます)
    飽きるかな?と思っても色々なカレー味を食べるとハマります。

    もし大阪の日本橋へ行かれる際、ここのカレーはいかがでしょうか。
    「カレー食堂マッハ」
    http://kareota.com/archives/15598

    • 情報ありがとうございます。
      36日連続ですか。夢のような苦行のような(笑)。

  2. 今の九州国際大附属高校が八大附属高校の頃に学食で食べたカツカレーが最高だった。友達はソースを少しかけてこれがまたうまいんぜとのたまった。いまもそのカツカレーを探してる。

    • きっと思い出深い味でしょうね。でも思い出の味ってなかなか見つからないんですよね。

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