経費削減をやかましく言われる会社だから、安宿に泊まることが多い。大阪では西成の2,500円の3畳部屋の宿を使ったり、博多でもビジネスホテルを名乗っているのが笑ってしまう元連れ込み宿に泊まったりする。街に繰り出して、遊び疲れて眠るだけだから問題なしだ。起きて半畳寝て一畳だぜとカッコつけるのが、昭和の人間にはお似合いである。が、先日泊まったホテルの周りには飲み屋がまったくない、海の近くにポツンとある宿だった。よくもこんなところを見つけたもんだと、我が社のスタッフに再敬礼する気持ちになる。
となると、晩酌はコンビニでつまみを買い込んでテレビを眺めながら過ごす。これはこれで普段あまりない時間だから、十分に楽しい。が、この買い物はひどい。選んでいるときはあまり考えずに食いたいものをカゴに放り込んで行き、さあ飲むぞと広げてみて思わず自分に対して吹き出した。サラダチキンと蒸し鶏サラダとシーチキンって、どんだけチキンなヤツなんだろう。そして、同世代が晩酌するのに5品買えといったらどんなチョイスをするかが気になり始めた。あいつだったらこれを入れるとか、彼はこうするとかニヤニヤしながら過ごすおっさんはなんとも気味が悪い。いいんだよ、一人の部屋なんだからさっ。
ローソンにある冷凍のホルモンなべ
これにモヤシを足して
Ihの湯沸し器(加湿器付き)で作ってます。
ホテルの部屋で暖かいものと酒が良いです。
あの湯沸かし器ってそんな使い方があったんですね。次の出張で試してみます。