しつこいようだが、今日も鈴鹿サーキットのプレスルームより愛を込めてお送りする。今日はいよいよ決勝日だ。と、ワタクシが連日騒いでいる「鈴鹿8耐」とは何ぞやとうまく描いている4コマを見ていただこう。では、昨日までの取材を通じて感じたことをつらつらと述べる。
まず優勝候補筆頭のヤマハは、ファクトリーだけでなく、世界耐久を戦っている ヤート (YART) も表彰台の真ん中を狙えるチームだ。まさかのまさかの1、2? そう思わせるほどチーム状態はよく、ビットでの雰囲気もすこぶるよい。
そこに割って入ると僕が思っているのはスズキのヨシムラで、昨日のトップテントライアルもその実力の高さをアピールして2位となった。ニューモデルでの戦いということで、マシントラブルが唯一の懸念材料だがヤマハと同じくチームの雰囲気はすこぶるよい。ニューモデルというところではホンダのエースチーム、ムサシも同様だがホームコースでの40回記念大会で負ける訳にいかないとの執念を感じる。そしてホンダは名門モリワキとTSRも優勝を狙える力がありおもしろい存在だ。もちろんカワサキも黙っちゃいない。昨日のトップテントライアルでは、レオン・ハスラムがポールポジションを射程距離にして走り、実力どおりに行けたら取れただろう。去年もカワサキの2位に大貢献して臨む今年は表彰台の真ん中しか狙っていない。
BS12で完全中継があるから、ビールをチビチビやりながらお付き合いいただけたらと思う。いやいや、今からでも鈴鹿へ向かってくれっ。『昭和40年男』読者の皆さんは (いるのかな?) 、14時にスズキのファンブースに集合だ。なぜスズキってか? 13時半からスズキのブースで面白そうなのがあるからみんなでそれを見てから会おうってことだ。会社名、CRETE の文字が背中に入った紺色のシャツを着て待っている。
鈴鹿サーキットの勝利の女神さま、どうか〇〇を勝たせてください。うーん、特定して書けないつらい立場である。頑張れ、〇〇!!!