小学生の頃、夏休みに入るとラジオ体操に通った。カードにスタンプを押してもらい、全部埋まるとご褒美がもらえると、友達と張り切って出かけた記憶がある。
最近、地域の自治会に加入した。順番に巡ってくるから断れず、やれる範囲でいいとのゆるさもありなんとか2年の任期をまっとうしようと思う。いろんな活動があり、できそうないくつかのミッションを承った。そのひとつがラジオ体操のおじさんだ。夏休みに突入した21日より月末までの間に僕の当番は3回、6時過ぎに会場に行く。同じく当番の方たちと合流し、カードを持ってきた子供達にスタンプを押すのとカウントをする係に分かれる。あの日の記憶をやる側にまわるとは思いもしなかった。
一人ひとりに「おはようございます」と声をかけながらスタンプを押しカウンターを打つ極めて簡単な作業ながら、地域の役に立っていることと朝の爽やかな空気が手伝って清々しい気持ちだ。そして6時半になると懐かしい曲が流れてきた。♪新しい朝が来た♪と。「おおっ、この曲まだ使っているんですね」と一緒の当番さんと思わずタイムスリップだ。僕らも一緒に体操する。何年10年ぶりだろうか。夏休み、ラジオ体操、スタンプ係。おおっ、なんだか目には青葉、山ほととぎす、初鰹みたいじゃないか(笑)。
第一は完璧に体が動く。だか第二はあやしいところばかりで、体に染みつくのってこういうことなんだろうな。そしてもうひとつ、あの頃の僕らはスタンプおじさんに挨拶した。どんなクソガキだってこちらから「おはようございます」と声をかけるのは、それこそ体に染み付いていた。今回60人ほどの子供達に声をかけてかえってきたのはたった3人だ。次の当番では子供達が挨拶を返してくれるように努力しようと思う。って、どうすりゃいいんだ?
返事しろや、おら! はあとで問題になるので。。。
おはようございます、の返事するまで、
・こちらがスタンプカードから手を離さない(返さない)
・こちらが、おはようと言い続ける
とか、でしょうか。
賢明な子供なら、返事待ってるんだ、に気が付くかと。
小西さん、ナイスなアイデアありがとうございます。試してみる。
マンションの自治会が挨拶禁止なんて決議するような世の中ですからねぇ。
子供に挨拶しろ、なんて迂闊に言えないですよね(^。^;)
言えないですよね。次の当番の時は前回より大きな声にしてみます。