冷やし中華は自作に限る。

料理を作っているときは仕事のことを頭から完全に無くせる。脳のリラックスに大きな効果があるだろうと信じていて、疲れ気味のときこそ台所に立つ僕だ。冷やし中華のような簡単なものから、時間が取れたら凝ったものも楽しむ。大晦日は1年の脳の疲れを大掃除するかのように、長時間に渡ってクッキングタイムを楽しむのを恒例にしているほどだ。

冷やし中華凝った料理ではないが、冷やし中華作りは楽しい。店で食うようなケチケチした具でなく、ドバーッと具をのせて、麺も2玉の超大盛りをがっつりといく。とくに楽しいのが錦糸卵だ。上手に薄く焼けたときの達成感たらない。うまくいかなくても味には変わりねえぜとくよくよしない。あくまで脳のリラックスが目的なのだからイライラしたらいかん。気にしない気にしないと一休さんの如くつぶやいてやり過ごしてしまう。うまく焼きあがった卵を細く切るのも楽しい作業で、キュウリ、ハムも同様、細く綺麗に揃えるのに集中する。ほーら、仕事のことが脳から外れている。

写真で使った具は、キュウリ1本、薄いハム7枚、卵2個、スプラウト1パック、トマト半分、カニカマをガツンと乗せた。具沢山の冷やし中華はリッチな気分を楽しめて、リラックスとリッチを同時に楽しめるのだからやはり料理はよい。ただしこの量は後悔する。満足感をはるかに超えた満腹で、しばらく冷やし中華は作らないで済むのだ(笑)。

料理を作るおっさんは少ないようだがもったいないぞ。今はネットでいろんなレシピが出ているから、今日がオフの方はトライしてはいかがだろう。僕もここのところヘビーワークが続いているから、次の休みはクッキングデイにしようかと楽しみにしているところだ。

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