マーカーやサインペンが紙を滑る音が大嫌いなのは、この仕事をしていて致命傷と言ってもいいかもしれない。そりゃあ仕事ですから、やるときはやるけどあの音と滑る感触が手に残って本当に嫌な気分になる。ガキの頃、黒板をひっかく音で嫌がらせをしたりされたりした記憶があるが、僕にとってはサインペンの方がよっぽど嫌だった。これ以外にも、片栗粉を袋の上から握ったときの音と感触や、りんごがむけないとか新雪を踏めないとか、なんとなく僕が嫌うベクトルはお分かりいただけるのではないか。
さて最近、もっともっと嫌な音が加わった。自民党の豊田議員による秘書にあびせられた罵声の数々だ。文字にするのも嫌悪感を覚えるほどの言葉の数々を発した声には負のエネルギーが満ち満ちていて、不快どころかおぞましさを感じさせられ悲しい気持ちにさえなる。サインペンも片栗粉も吹っ飛ぶ威力である。そろそろ報道は終息かと思った翌週に別の罵声や歌が流れてきて、嫌いな音の圧倒的なナンバーワンとなった。
この状況下、全国で注目されている今日は都議選だ。豊田議員以外にも不祥事てんこ盛りの自民党に、小池さんが立ちはだかる。揺れに揺れた市場問題をこれまたご周知のとおりのタマムシ決着で、とりあえず喧騒だけは終息させた格好でのぞむ選挙である。うーむ、今日の僕の一票をどう使えばいいだろうと投票日になってもまだ悩んでいるところだ。
気持ちはやや傍観者で、これはいかんと思いながらもこの状況下では仕方あるまいとも思う。問題山積の東京都の明日はどうなる。心配ばかりを胸につのらせながらも、そろそろ小さな一票の行方を決めねばなるまいな。
あなた方のモノの言い方が断定的過ぎる文章、独りよがりの幼稚な感想が大嫌いな一読者です。
遂にワイドショーを観てる世のお母さん方以下の駄文を読まされるとは‥同年代として恥ずかしく思いコメントしました。
悪役対正義の味方と言う稚拙な単細胞、週刊誌や朝のワイドショーを観て俺って反体制!カコイイ!
とても昭和40年前後産まれとは思えませんが‥おそらくは平成15年以降産まれ?まあならしょうがありません。
犯罪者だらけの都民ファーストに誘導される馬鹿野郎だけが読者なら編集部のお里も知れるもんです。
頑張ってくださいね〜