広島県の呉にある「大和ミュージアム」に出かけてきた。写真はここに展示されている1/10スケールの大和である。美しいなと純粋に思った。人間を恐怖へと叩き込み、滅ぼすことを目的に作られた兵器なのだが、その機能を高めていくことで凛とした美しさをまとってしまう。同じく展示されている零戦も思わずため息が出たほど美しい。
わずかな空き時間を使っての訪問だったため、展示資料を読み込むことができず、隣接している施設の数々の見学もできなかった。東洋一の軍港の街をじっくり勉強するにはかなりの時間を要するだろうから、8月に予定している「広島秘密基地」の翌日にでも再訪しようと思っている。
大和は地上戦が始まった沖縄へと向かう途中、激しい攻撃を受けて終戦の年の4月に沈没した。これまで何度かの探索が行われ、去年の5月に呉市によって行われた成果を特別企画展『海底の戦艦大和』として展開している。これもまた十分な時間がなかったが、興味深い資料や映像は次回にしっかりと受け止めたい。
そんなドタバタの中で世界へとつながる港をぼんやりとながめた。かつて兵器の数々が作られ、世界へと旅立っていったその場所に今は平和の空気が満ちている。だが、この海の向こうではまだ戦闘の火が上がっている場所があるのだ。世界に平和が訪れる日を祈りながら、この地を後にした。
寄られたんですね、我が故郷(呉)へ(微笑
子供のころから、護衛艦や潜水艦、休日には制服姿で街へ繰り出す海兵さんを間近にみて
海上●●大学へお邪魔して(汗、射撃練習場で空の薬莢拾ったりして
育った我々としては、
平和を維持するためというよりは、機能美と高揚感が先に立ってました(懐
そうそう
「この世界の片隅に」戦中を描いたアニメ映画ですが、呉が舞台ですね。もう見ましたか?
ぜひ、広島秘密基地に参加して案内してください。
機会がありましたら神奈川県の横須賀港も見てください。
40分程度で港内をまわる遊覧船「横須賀軍港めぐり」がオススメです。
海側から軍港を眺めるのは貴重な体験で、とくに空母の岸壁は陸側からは見えないのでロナルドレーガンを見たいなら迷わず乗船しましょう。
https://www.tryangle-web.com
情報ありがとうございます。行ってみます。