レコードプレーヤーにうっとりするおっさん。

IMG_4778一生モノとは大げさだが、結構な予算を注ぎ込みオーディオを一新して、もうかれこれ10年以上愛用している。何時間も試聴して決めたのはJBLのプレイヤーにマランツのアンプとCDプレイヤー、そしてプレイヤーはこのソニー (安物) にした。生まれて初めて自分の好みで選んだオーディオだ。というのも、僕の実家は電気屋を営んでいたから当然ながらここで手に入れることになる。扱いメーカーが松下とシャープの2社しかなく、どちらかしか付き合えなかったのだ。その電気屋をたたんだことで初めて秋葉原で物色ができ、中学時代から憧れ続けた夢のオーディオ選びが実現したのだった。

長いこと使っているのに愛着は深まるばかりで、若干のガタがないわけでないが現役バリバリである。プレイヤーにレコードをセットするといつも美しさにうっとりしてしまう。盤が回ってそこを針が走るのって男心を目一杯くすぐりますな。完全なるアナログワールドで、こうした美しさは現代人には通用しないかもしれない。

アナログ盤を引っ張り出して針を落とすだけで、なんとも言えない満足感を得るのってちょっと変態入ってるけどタメ年諸氏ならご理解いただけますよね? 今宵もうっとりするかな。
 

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2件のコメント

  1. またそろそろ「昭和40年男」でも、オーディオの大特集をお願いします。

    それとも、昔のレコパルのような親しみやすい音楽とオーディオの雑誌を
    発刊していただけたならなあ・・・なんて思いますが、
    やっぱりこれは夢物語でしょうかね。

    • ありがとうございます。オーディオ特集、組みたいですね。
      レコパルは僕らのバイブルでしたね。発刊ですか、うーむ。

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