「痛風には牛乳ですよ」と病歴の長い3つ上の先輩が自慢げに言う。NHKの番組で知り実践しているそうだ。「血圧には胡麻麦茶」と僕は言う。上が高くなったところで取り入れて翌年の健康診断には120台まで下がった。血糖値にはベジファースト、コレストロールにはきのこ、ガンマにはウコンなどなど、自分なりにゆる~く取り入れている。これらの生活習慣にまつわる数値はこれまでの蓄積であって、完全なる自業自得な訳でジタバタするのはあまりカッコよくない。とは言えジタバタするのがおっさんの心模様だろう。
そんな心模様をさらけ出しながら交わす、同世代との異常数値にまつわる会話はわりと楽しい。みんなそれなりにおっさんなんだなとシンパシーを得ながら「へーっ、そんな対策あるんだ」なんてのは、ずいぶんと人生を積み重ねたものだと感慨深い。そのくせ、深夜にこんなものに手を出してしまうバカモノでもある。この日ご一緒したタメ年男は健康そのもので、26時過ぎまで焼酎と餃子を楽しみ、締めに仲良くつけ麺である。
ちなみにここは高校時代から大田区のダウンタウン蒲田で世話になっている、元祖中華つけ麺大王の「オロチョンつけ麺」だ。辛さがちょうどよく普通にうまい。このブログで僕がちょくちょく使う、昔ながらの普通のうまさが心地よくて大好きだ。そして深夜に持つ罪悪感と背徳感を、同じ穴の狢たちが緩和させてくれるのだ。深夜に餃子を頬張りながら酒を食らうおっさんパラダイスで、楽しい時間をガハハと過ごす。この心のケアと不健康は行って来いだぜとうそぶきながら楽しむのは至福だ。
牛乳よりもきのこよりもウコンよりも、ガハハはきっと生活習慣系の数値には効くはずだ。と、自分の行動を正当化しようとするつくづく姑息な昭和40年男である。
そう、健康そのものです!(苦笑
ちゃんと、千鳥足で、1時間以上、家まで歩いて
カロリー消費してますから
深夜に食べても大丈夫!
50歳過ぎるとそれまでの暮らしによる健康の差が出てきますね。おいらはダメ組です。