フーム、いい特集である。あらゆる方面の人間を引っかき集めているのはさすがマガジンハウスのパワーだ。じっくり楽しもうと保存版として手に入れた。そしてこのタイトルでしばし時空の旅に出るのは、きっとみなさんもご一緒でしょうな。青かった。無謀だった。思い出せば今でも赤面してしまう行動の数々は、振り返ってみればしっかりと自分の骨格になっている。
当時働いていた居酒屋は、バイトの分際でも社員旅行に連れて行ってくれる太っ腹な会社だった。上野で居酒屋やパブ、喫茶店などを展開していて総勢100人近い大宴会がお楽しみだ。ここで店対抗の出し物大会があり、3位までには豪華賞品が出るからどの店も工夫をしてのぞんだ。なんのことかといえば、二十歳のときの社員旅行で披露した僕らの芸は、男だけで踊ったおニャン子クラブの『セーラー服を脱がさないで』だった。営業が終了した店で練習してそのまま呑み行き、朝のバスに乗り込んでさらに呑む。そして仮眠して宴に備える。
豪勢な料理と、いつもおっかないお偉いさんが楽しそうなのがうれしかった。そして僕はめいっぱい元気に踊った。10人以上の中で、なぜか僕ともう1人が頭にストッキングをかぶる別キャラだった。なぜそうなったかは思い出せんが、ともかく変なヤツを演じたのだ。優勝は逃したものの見事に入賞してみんなで喜んだっけ。
濃密な時間でもあった。毎日起きることへの青臭くて激しい感情があり、今はその起伏が狭いなと反省する。ストッキングをかぶる必要はまったくないが、もっと元気に暴れるべきだろうなんて気分にさせてくれる1冊だった。思えば二十歳の頃はマガジンハウスの雑誌にずいぶんと世話になっていた。30年以上経てもこうして世話になっていることに感謝ですな。
高校のスキー教室で
男8人、上着でミニスカートを作り
キャンディーズとバックダンサーのザ・バーズだとして
年下の男の子を踊った黒歴史が頭をよぎりました・・・
同じような事やってますねー(汗)
シンクロですね。
ちなみに僕は小学生の頃、お楽しみ会で女装して『年下の男の子』をやって大受けしました。バカですね。
父親(^^;
今考えたら無謀(>_<)
ホント無謀ですけど、育て上げたのだからすばらしい。無謀万歳!!