今年に入ってからずっとバタバタで昼飯を食えない日が多い。我が社の近くにある大好きな老舗そば屋の布屋更科へ行けない日々に悶々としていたが、先日やっと今年最初となる布屋更科のそばにありつけた。選んだのはこのかけそばである。美しさにうっとりだ。
まず出汁をいただく。やさしい甘さで風味がよく、まるで心まであたたかくなる。これを楽しんだ後は薬味のネギをパサッとやり、アクセントを感じながらネギの風味に脱帽する。ここまでの儀式が済んだらそばをズルズルといただくのだ。思えばこの一杯には先人たちから受け継がれてきた匠の技がドッサリ詰まっている。天ぷらや鴨のようなスターはいないが、その分余計に技の冴えを強く感じることができる。鰹節と昆布で出汁をひき、醤油やみりんでつくった寝かしたかえし、もちろんそば切りだって高い技術で、丁寧にほぐされたネギには愛までも感じる。やあー、日本人でよかったよ。
そばはもりだぜとは通っぽいが、かけはなんとなく貧乏臭いと思っている諸氏はいないか。いやいやいや、冬の寒い日は一杯のかけそばにぎっしりと詰まった日本魂を感じることこそ粋ってもんだ。僕はかけには唐辛子を使わないことにしている。シンプルゆえに奥行きをしっかりと受け取ることに集中するのだ。逆に鳥や鴨などの南蛮系は半分くらい食ったらどっさりと投入することにしている。
今年もわが町の老舗そば屋との付き合いが始まった。って、もう明日は節分じゃん(笑)。
ダイエット目的では無いよね(^^;
ダイエットと思えばいいかな。頑張ろう!!
一杯のかけそば。
懐かしい~‼我が家に本がありますよ‼
すいません、それだけです(^ω^)
大ヒットでしたよね。僕は読んでないです。買うか。