ブルース・スプリングスティーンを目撃した昭和40年男だが…。

昨日のこのブログで編集長から紹介があった通り、貴重な写真を使ってブルース・スプリングスティーンさまのページを連載企画の『夢、あふれていた俺たちの時代。』で展開している。このページに掲載されたセットリストを見ると、アンコール1発目の『ボーン・トゥ・ラン』の興奮が目に浮かぶようである。

%e3%82%b9%e3%83%95%e3%82%9a%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%af%e3%82%99%e3%82%b9%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%b3つい先日、居間の壁の写真を使って高校時代よりずっと好きなシンガーだと書いた。愛し続けてやっと実現した来日だったのに、このページで紹介した初来日に付き合えなかった僕だ。この頃僕は大阪へと音楽修行の旅に出て、貧乏暮らしのまっただ中でそれどころでなく、泣く泣く断念したのが昨日のことのようである。だがこうして、自分のところの雑誌でその模様が再現されているのだから人生ってのはわからんものよ。深〜く愛したロックマンガ『TO-Y』と並んでいるのも偶然とは思えず運命を感じてしまう。コイツは春から縁起いいってか。

悔しい思いをはらしてくれたのは3年後の来日だった。ワンマンでなかったがそんなのどうでもいいとチケットを手に入れた。どうでもいいどころかピーター・ガブリエルにトレイシーチャップマン、ユッスー・ンドゥールと一緒にやったのだからすごい。日本代表で竜童組まで出演して、明るいうちから夜までたっぷりとロックを楽しんだ。トリ前でピーター・ガブリエルがカッコいいステージを展開してくれ、その余韻の中でスプリングスティーンのステージが始まったのだからたまらんたまらん。大興奮と大満足のイベントだった。

このありがたいイベントのおかげで、昭和60年の初来日を見逃した悔しさを忘れていたのに、今回の記事はそれを再燃させるのに十分だった。もう一度日本にワンマンで来てくれることを強く願う今日だ。そんな気持ちにさせる『昭和40年男』の最新号をどうぞヨロシク(笑)。

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