先日『浅草秘密基地』の常連さんたちと呑みに出かけた。浅草でほぼ毎週の呑んでいるのに、駅前で待ち合わすのはなんだか新鮮な感じだ。選んだ地は新橋で、おっさんならここだろと駅前のニュー新橋ビルの地下を探索したが、渋い居酒屋の面構えなのになぜか外国人の客引きが多く「なんかヤダね」とビルから1度は離れた。見つけたよさげな店が満席で「きっと日本人もいるはずだ」と、再度新橋ビルに潜り込むと真っ赤なドレスの日本人を発見して入店となった。
秩父料理を名乗るどうやら有名店で、マスコミでもちょくちょく取り上げられているらしい。そして秩父料理だけでなく、真っ赤な女将さんも名物らしい。こんにゃくの刺し身に馬刺、焼き鳥なんかで舌鼓を打ち鳴らして名物の猪鍋をオーダーした。ごらんの通りのボリュームで、猪肉は思っていたより癖がなく柔らかい。出汁の加減もちょうどよく雑炊までいただき大満足の昭和40年男たちだった。
が、周囲ではちょっと不自然な現象となっていた。おっさんの聖地新橋で、しかもいかにもおっさん好みの店内や雰囲気、おばチャン揃いなのに若いカップル客や女性同士の客ばかりである。なんとお茶で過ごしている客もいて、そのみなさんが猪鍋をつついている。雑炊で締めてとっとと帰っちまう姿は呑んべえには不可解に思えてならないが、どうやらこの名物は有名な一品なのだ。この日の俺たちの選択はすべてが正しかった。
と、大満足だったが思ったよりもお会計が高くついた。1人8,000円なり。ウーム。まっ、生ビールで始めて焼酎ボトルを1本空けちまったのだから仕方なしかな。おっさんの聖地恐るべしの、浅草秘密基地の出張開催だった。
猪鍋3000円は一人前ってことだったんだろね(^^;
じゃないと計算が合わない(>_<)
美味しかったけどちょっとびっくりだったね(^^)
そうか、じゃあれで9,000円ということですか? 我々にはちょっと高級すぎですね。