『妻に恋する66の方法』第1巻が10月21日に発売された。
『イブニング』(講談社)にて連載、好評を博している本作は、『僕の小規模な生活』(講談社)などで日々の妻の様子をユーモラスに描いてきた筆者が、妻とのおもしろエピソードを描いた最新作だ。
既婚の昭和40年男なら、夫婦間のさまざまな喜怒哀楽をお持ちのはずだが、本書は日々の生活のなかでの夫婦の生活を独特の視点から描写。そうそう!とひざを打ちたくなるエピソードから、えー!とびっくりしたり、ニヤリとしたくなるようなエピソードが満載。妻とうまくやっていくためのアドバイスや、妻側のひとことコメントもユニーク。
「既婚者ならばもう一度妻に恋をしたくなり、独身ならば結婚がしたくなる」、そんな気持ちにさせてくれる1冊かもしれない。謙譲を美徳とする日本の文化では「愚妻」などという言葉もあるが、ここはひとつ「可愛妻」を認められる夫になってみては? 妻はもちろん筆者である夫もまたかわいいと感じる本書、家庭円満の秘訣も満載だ!?