カワサキが創立120周年を記念してビッグプロジェクトを展開していて、今日がその最終日だ。先月プレス発表会に行くことができて、その会場に入った瞬間をこのブログでこう書いた。 〜到着して飛燕を目の前にした瞬間、思考が激しく動きながらしばし動けなくなった。プロダクトの美しさとは機能の上に成り立つ。機能の発展は必要に応じて であり、皮肉にもこの美しさは大戦での勝利を目指しての必要だった。なんてことを考えつつも、理屈でない感動ばかりがこみ上げてくる。〜と。
この後、カワサキのイベントがある度に感動を分かち合いたいと伝えてきた。
カタチとはさまざまな感情が詰まって練り上げられていく。そして完成したときに、そもそもそのカタチを生み出した感情を凌駕していくことがあり、心を激しく揺さぶられる。訴えかけてくるデザインってヤツだな。昔、先輩からいただきちょくちょく見返す言葉がある。
「“想い”の強さが“力”を与え、その“力”が“カタチ”を創り、人に“感動”を与える」
飛燕は戦闘機という宿命で生まれた。現代では想像がつかない感情が渦巻きながらそのカタチは創られていったのだろう。終戦から20年を経て生まれ、新人類と呼ばれた僕なんかがチャンチャラおかしいと当事者たちには言われてしまうかもしれないが、この“カタチ”を前に涙を流すくらいの心は持ち合わせているつもりだ。
ありゃりゃ、小難しい話になっちまった。てなわけで(どんなわけで?)、この会場を見ないのはもったいないですよ、今日が最終日なんですよというアナウンスでした。詳しいご案内はコチラをどうぞ。では、行ってらっしゃーい!!
飛燕見たかったですねぇ、次の機会を期待します。
神戸の展示が最終日を迎えたその頃、オレは入間で空を見上げ「青いカワサキ」の妙技に感動していました。
飛燕の魂は今も受け継がれていますよね。
そうです、バイクも含めて技術がしっかりと継承されながら発展してますね。