今日は日本の役所の総本山に行ってきた。強固な警備をくぐり抜け忍び込んだのは…、ってわけないだろっ(笑)。キチンと取材を申し込み快諾を得て出かけてきた。といっても『昭和40年男』の取材ではない。経済産業省の自動車課に行き、日本のバイク産業の成長戦略について話を聞いてきたのだ。この記事は今月24日発売のウチの会社が発行している『タンデムスタイル』に掲載するから、ぜひご覧いただきたい。てなわけで、恐縮ながらここでは詳しい内容にふれない。
こうした取材はいつもと違った緊張感がある。話をうかがうだけでなく、どうしてもこちらの考えを伝えたくなってしまうのだ。それによって岩が動くわけじゃないかもしれないが諦めるわけにはいかない。前のめりなインタビューになってしまい、結果的にそれによく付き合ってもらった。所定の時間は1時間だったが、30分も延長してくださったのには取材陣一同感謝しながら現場を去った。
政治や役所だけが日本産業のベクトルを変える訳じゃない。業界団体だったりマスコミ、そして利用者たちの声も動きを作る偉大な力だ。小さな小さなバイク業界だが、変わることで幸せが訪れることがある。そして僕らの使命は、発行する雑誌を通じて意見を発することだ。今日は、いやここのところずいぶん長いことそんな使命感に燃えていた。さて、どんな意見を発していくか? これから数日かけてまとめ込みである。ただ少なくとも、ここ何日かの緊張から解放されていい気分の今日である。
あら,自分も昨日は霞が関詣でした。ニアミスでしたね。お疲れさまでした。
さすが北村さん。とにかく実際に動くことが大事ですね。来週のなにも楽しみです。