少し前に、料理を拵えるロボットの映像を幾度となく見た。そして先日は、お台場にあるカワサキのショールームでコイツに出くわした。いずれも驚愕である。ロボットやAIといった技術は、その進化に加速がかかる一方だ。いったいどんな未来になるのだろうか。本音だけを言えばあまりふれたくないおっさんだ。だがそうはいかないのはわかっているから、文献を読んではうなっている日々を過ごしている。多くの方々が未来予想図を作り込んでいて、僕も低レベルながら描いていたりする。
人間にとって好都合でありながらライバル関係になる。この寿司ロボットはまだまだ現代の名人たちとは雲泥の差だが、近い将来にキャッチアップしてくることだろう。握るだけでなくAIを埋め込んで会話もできてしまう、寿司屋の親父ロボが活躍する日がやがてくるのだ。1度入店したデータはすべてロボ職人の頭脳に蓄積される。リアルでも驚異的な記憶力の親父さんはいるが、大概は通って通って通いつめて馴染みを勝ち取っていく。が、親父ロボは違う。
前回好印象を持ったものの忙しく、ずいぶん間が開いたってのにのれんをくぐると威勢のいい声で「毎度っ」と迎えてくれる。「ビールはサッポロの黒ラベルでしたよね。今日もソイツでいきやしょうか?」なんてうれしいことを言う。そしてビールをグビリとやると「つまみは~、あっ、今日はお客さんの好きなサバのいいのが入ってますよ。シャコも江戸前ときたもんだ」なんて、2回目ながら好みを完璧に把握してくれていて居心地がいい…。
なんて未来になる(笑)。そしてアナログなおっさんライフを楽しむためにリアル職人を求めると、親父ロボの何倍もの予算がかかってしまう。うーむ、あまり僕好みの世界じゃないな、トホホ。
個人的にはカワサキが研究中というAIバイクにちょっと期待している。
オレ「今日なんか調子悪くてさー」
バイク「まじ?じゃあパワー絞っとくね」
な〜んて、バイクと会話できたら楽しいかなぁなんて(^o^;
会話いいですね。
俺「温泉はいりたい」
バイク「この先にあるよ」
これはすぐ先の未来ですね。
どれくらい前からなんだろう!?
居酒屋さんや回転寿司店などで、タブレットみたいな道具でオーダーを入れるようになったのは…
昭和40年男のオッサンには不便なシステムです。
私はレストランで仕事をしています。
数年前から 一人で食事をしに来るお客様が増えていて、もちろん 問題は無いのですが…
家族で食事をしにに来ていても、みんなスマホをいじっていて 全く会話が無かったり。
そういう方々にとっての『コミュニケーション』って、いったい何んなんですかねぇ…
“スシロボット“は、すでに多くの店舗(主に回転してる店)で活躍をしています。
会話をする機能なんて、現代の技術だったら あっという間にできちゃうはず!
人と人とのコミュニケーションを取るのが苦手な人々にとっては、きっと便利なシステムなんでしょうねぇ、相手は機械なんだから。
いや、会話をしないんだから 関係ないか。
ん~、それでいいのかなぁ…???
いやいやいや、ダメよ ダメダメ!!
科学の進歩に伴い、もっともっと大切な物を見失ってはいませんかねぇ…
人にはあって 親父ロボには無い物…
それは『ハート』です♪♪
チクロだらけの駄菓子を食べて舌を緑色に染めたり、光化学スモッグの中を笑顔で走り回っていた俺達だぜ。
きっと出来る事があるはずじゃん!!
親父ロボになんて 絶対に負けはしない。
さぁ、立ち上がろうぜ!!
昭和40年男たち♪♪
スマホいじりに夢中になっていて会話のないグループをランチでよく見ます。不気味に思ってしまうのはおっさんなんでしょうね。
レストランで1人客が増えているのも悲しい現象ですね。
こんな機械に使う部品をオイラの会社で作ってます!
おおーっ、未来を担ってますね。