カープファンのみなさん、おめでとうございます。美酒に酔っても忘れないでください。『昭和40年男』の最新号が、昨日より発売中ですよ。
今回の特集タイトルは『俺たちの宝物。』だ。さてさて、俺の宝物はと考えてみる。キリがないほどたくさんあるが、今に至る人生の起点となったという意味でこの2枚のレコードを手に取った。中1の冬休みのことだった。お年玉を握りしめてレコード店へ行き、かなり長い時間迷い続けて買ったのが、発売されたばかりのクイーンの『ジャズ』だった。帰るなり何度も聴いた。翌日も何度も聴いた。生まれて初めて自分の小遣いで買ったレコードは、聴き込めば聴き込むほど宝物になっていった。あの集中力を勉学にあてていたら僕は今頃学者か官僚になっていただろう(笑)。
翌日に奇跡が起きた。埼玉の叔父が前年にできたばかりのサンシャイン60に行こうと遊びにきた。食事をして気持ちよく酔っぱらった叔父がレコードを買ってくれると言う。そこでクイーンの最高傑作と言われていた『オペラ座の夜』をチョイスしたのだ。この2枚をともかく毎日のように高い集中力で聴き込んだ。そしてプレイしたくなり、この冬僕は安物のフォークギターを買った。エレキには手が出ず、すでにエレキを弾きまくっていた友人より練習する分にはなんら変わらないとの声に押された。硬い弦のギターで『ボヘミアン・ラプソディ』を懸命に練習した。そのまま音楽が傍らにある人生を送り続けて、表現を仕事にする自分に繋がった。そのキッカケとなった2枚ということになる。
宝物となるレコードはこの後ドンドン増えていき、今も僕を喜ばせてくれる。70年代後半からCD時代が到来する80年代中頃までに集めたレコードたちは、どれもこれも想い出がつまった宝物である。
中1の寒い冬の日に、チャリンコを強く漕いで家に帰って針を落とした瞬間は、今もまったく色褪せない。この記憶も大切な宝物だな。
号より5年早く生まれてますがドはまりですね。創刊から読んでます。
変速自転車は懐かしいですね。自分は宮田の自転車でフォグランプ付きに前かごを付けて今で言うクロスバイク風にしてました。
男で前かごはいなくて自分が最初でしたが、それから流行りましたね。
カープ優勝できました!
有り難うございます。
昭和40年男もバッチリとゲットです。
♪(´ε` )
おめでとうございます。感動的なシーンでしたね。
ご購入ありがとうございます。