いつものように書店に行くとこんな本を見つけた(笑)。カラダと健康に対して自信を失うばかりの昨今で、そんなタメ年諸氏にとってはきっとおおいに役立つ一冊になったと確信している。
『昭和40年男』を創刊させたのは44歳で、ちょうど健康の曲がり角を感じ始めた頃だった。仲間から病気やカラダの変調の話を聞くことが増え、自分自身の健康診断でも驚愕の数字が並んだり、フルマラソンを走る僕は体力面の衰えにも直面した。これを『昭和40年男』に反映させ、健康に関する記事を掲載し続けてきた。時は流れて51歳。あの頃よりさらに不安と衰えを感じる正真正銘の中年である。個人差はあるだろうが、同世代諸氏でまったく気にならないなんて方は極々少数だろう。病気でなくとも若い頃との差異を痛感しているはずで、カラダにいいこんなことを始めたなんて話もよく聞く。
今回みなさんにお届けする『中年男のカラダと健康』の大きなポイントは、知識や対策に力点があることだ。俺たち世代は衰えこそ気になるが、まだまだ防げる世代でもある。この一冊が同世代諸氏の健康増進、明日への元気の一助になれば大きな喜びである。
夏の疲れが出る頃だ。週末はゆっくりと過ごしながら、この一冊で健康について考えてみてはいかがだろう。ぜひっ、書店をのぞいていただきたい。